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プレスリリース 発行No.322 平成24年3月6日

東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座
「帯状疱疹」

東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消 する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を毎月開催しています。3月は「帯状疱疹」をテーマに、本院皮膚科及び麻酔科の医師2名が講演を行います。
疲労が積み重なったときなどにとくに発症しやすい「帯状疱疹」は、誰でもかかる恐れのある“強い痛みを伴う皮膚病”です。帯状疱疹にかかってしまったときの早めの対処法や、高齢者ほど痛みが残りやすいといわれる「帯状疱疹後神経痛」の有効な治療法など、ぜひ覚えておきたい知識についてわかりやすく解説します。
東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座

帯状疱疹
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■日 時:2012年3月24日(土)
     14:00~16:00(開場13:30)
■場 所:東邦大学医療センター 佐倉病院
     7階 講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料
     駐車場無料対応

講演内容

【講演1】 帯状疱疹

吉田 正己東邦大学医療センター佐倉病院 皮膚科 教授

皮膚に帯状の水疱が並び強い痛みを伴う帯状疱疹は高齢者に多い病気です。原因は幼い頃にかかった水ぼうそうのウイルスで、6人に1人が一生のうちに1回はかかります。とくに疲労したときに発症しやすいため、「体を休めなさい」という体からの警告とも考えられています。帯状疱疹にかかったら早めに行いたい対処法などについてお話しします。

【講演2】 帯状疱疹後神経痛

井手 康雄東邦大学医療センター佐倉病院 麻酔科 准教授

 帯状疱疹後神経痛は、治りにくくかつ消炎鎮痛剤が効かないという性質を持っています。皮膚と同時に神経も破壊されるため神経の微小構造が変化したり、機能に異常が生じるので消炎鎮痛剤ではなく、鎮痛補助薬で治療します。今回は、帯状疱疹後神経痛がどのように生じ、どうして鎮痛補助薬が有効なのかについてご説明します。

共催:東邦大学医療センター佐倉病院 ファイザー株式会社 エーザイ株式会社
   印旛市郡医師会
後援:佐倉地区医師会 佐倉市

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター 佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)    
公開講座URL :http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/23698/020815.html
 ※「佐倉病院 公開講座」で検索してください