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プレスリリース 発行No.313 平成24年2月14日

~東邦大学 教育の試み~
理学部学生主催 「保全生物学セミナー 公開講演会」 開催
NPO法人 四街道メダカの会 『里山の保全を考える』

2012年2月18日(土) 東邦大学習志野キャンパスにおいて、学生主催の「保全生物学セミナー 公開講演会」が開催されます。講演者に 任海正衛 氏(NPO法人 四街道メダカの会 代表)を迎え、「里山の保全を考える」と題し、メダカの保全活動を通して見えてきた将来に残すべき里山についてお話しいただきます。
 この講演会は、理学部で開講している講義「保全生物学セミナー」を履修する学生によって企画・運営されるものです。自然環境への配慮や地域社会とつながりをもって活動している方を招き、現場のお話をうかがうことで、自然環境の保全活動の現状を仲間たちに伝えるとともに、学問と現場をつなぐ新たな視点・情報を提供しようという試みです。

保全生物学セミナー 公開講演会『里山の保全を考える』

講演者: 任海 正衛 氏(NPO法人 四街道メダカの会 代表)
【日時】 2月18日(土) 13:00~14:00
【会場】 東邦大学習志野キャンパス(千葉県船橋市三山2-2-1)
         習志野メディアセンター マルチメディアスタジオ
【定 員】 100名 
【その他】 参加費無料 事前申込不要
 日本人に馴染み深いメダカやホタルをはじめとする身近な生きものは、現在 生息地の破壊や環境汚染などにより各地で絶滅の危機に瀕しています。しかし、その原因やメカニズムは必ずしも解明されていません。そのため、それらの生きものを絶滅から守り、保全する学問である保全生物学は、さらなる発展と人材の育成が求められています。
 本講演会では、四街道メダカの会の活動フィールドである四街道周辺の里山環境の現状や具体的な活動内容、その活動から見えてきた将来に残すべき里山 などについてお話しいただきます。また、自然環境の保全活動を行いたいと考えている方に向けて、アドバイスもいただきます。

NPO法人 四街道メダカの会

田んぼや小川にメダカやトンボ、ホタルなどが戻ってこられるよう、身近な自然環境の復活や保全を目的に、任意団体として平成13年に設立されました。現在はNPO法人(平成18年~)として、約60人の会員が四街道市の水系調査、メダカの里親制度の実施などといった様々な取り組みを行っています。これらの活動が評価され、昨年“第2回 いきものにぎわい市民活動大賞(富士フイルム・グリーンファンド活動奨励賞)”を受賞しています。

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当 / 理学部 東京湾生態系研究センター   森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1   E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX:047-472-1159    M Phone: 090-8722-8471