プレスリリース 発行No.281 平成23年11月9日
中国医科大学・東京女子医科大学・東邦大学医学部 ジョイント・セミナー
医学教育の国際化
中国医科大学、東京女子医科大学、東邦大学医学部が共催する3大学ジョイント・セミナー『医学教育の国際化』が11月25日(金)に開催されます。3大学のそれぞれから1名ないし2名のスピーカーが国際的な医学教育のあり方について考える講演を行います。
東邦大学医学部は、2011年7月1日(金)に中国医科大学と学術交流協定(MOU, Memorandum of Understanding)の締結を行いました。これを機にさらなる国際的な医学教育の発展を目指し、中国医科大学及び同大学と古くから国際交流を深めてきた東京女子医科大学との3大学ジョイント・セミナーを、東京女子医科大学 弥生記念講堂で共同開催いたします。
ジョイント・セミナー 医学教育の国際化
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■場 所:東京女子医科大学 弥生記念講堂 地下1階 A会議室
■その他:参加費無料、事前申し込み不要
■使用言語:英語
講演プログラム
吉岡俊正教授(東京女子医科大学 医学教育学講座)
② 「国際化の視点から見た東邦大学の医学教育の現状」
並木 温教授(東邦大学 医学部 教育開発室)
③ 「中国医科大学のテュートリアル教育」
梁 宏軍副教授(中国医科大学 教務処)
④ 「中国医科大学の国際化戦略」
潘 伯臣教授(中国医科大学 国際交流処)
東邦大学 医学部教育開発室 並木 温教授のコメント
わが国における医学教育の内容は、長いこと各大学の独自性に委ねられてきた。主として知識レベルの評価しかできない医師国家試験のみが唯一の質保証であったが、近年国際的な医学教育の質保証が求められる時代となってきた。医学教育に関わる世界的組織であるWFME(世界医学教育連盟)が定めた医学教育グローバルスタンダードなどに準拠し、東邦大学医学部の現状を考察して今後の進むべき進路を論じたい。
24ヵ国の医学生が学ぶ中国医科大学
1976年から、中国教育部が指定する留学生を受け入れる中国初の医科大学のひとつとして国際教育を進めてきた中国医科大学。現在は24ヵ国から400名以上の留学生が学び、その国際的な医学プログラムが各国の医大などから注目されている。
【お問い合わせ先】
東邦大学国際交流センター センター長 松井秀親
TEL:03-3762-4151(内線2571) E-MAIL: matsui@med.toho-u.ac.jp