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プレスリリース 発行No.259 平成23年9月22日

東邦大学理学部 公開講座 
東日本大震災に学ぶ
~ シリーズ第1回 「その時 何が起きたのか」 ~

 東邦大学 理学部(船橋市三山・習志野キャンパス)では、一般の方の関心が高い内容をテーマに公開講座を開催しております(予約不要、受講料無料)。


今年3月11日に発生した東日本大震災は、我々に対し、地震とどのように向き合っていくのかという課題を、あらためて、そして生々しく突きつけました。こうした中、本学理学部生命圏環境科学科では、どのようなことが起き、今後にどう生かしていくかを共有することが重要と考え、全3回の連続した公開講座を企画しました。「何が起きたのか」、「なぜ起きたのか」、「今後どうすればよいのか」をテーマに様々な専門家による講演を開催します。
◆東日本大震災に学ぶ (全3回の日程・テーマ・講師) 
                       ※興味のある日程のみの参加も可能
第1回 10/ 1(土) 13:00~15:00 「その時 何が起きたのか」
     講師:吉原克則(本学医療センター大森病院 救命救急センター部長、准教授)
         大越健嗣(本学理学部 教授)  
第2回 10/15(土)14:00~16:00 「地震はくりかえす —巨大地震のメカニズム—」
     講師:上原真一(本学理学部 講師)
         金田博彰(元 本学理学部 教授、東京大学 名誉教授)
第3回 11/ 5(土)14:00~16:00 「地震列島に生きる」
     講師:島崎邦彦(地震予知連絡会会長、東京大学 名誉教授)

第1回の詳細は以下のとおり

シリーズ第1回 「その時 何が起きたのか」

シリーズ第1回 「その時 何が起きたのか」

■日 時:2011年10月1日(土)
     13:00~15:00(12:30開場)
■場 所:東邦大学習志野キャンパス
     Ⅲ号館2階205教室
■定 員:200名   
■その他:予約不要、受講料無料

講演内容・講師

1.「東邦DMAT活動から診た現場」 
         吉原 克則(東邦大学医療センター大森病院救命救急センター部長、准教授)
本学医療センター大森病院は、災害拠点病院として震災翌日の3月12日に災害対策室を設置し、被災地の患者さんの受け入れと被災地への災害医療派遣隊(DMAT)活動を行いました。医療的には死亡者数が極端に多く通常の災害外傷とは異なる傷病構成であったことなど、活動から得られた情報を集積し、後方視的に医療介入の妥当性を少しく評価します。
◎ご参考:活動報告 
 http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/emergency/patient/tohoku_report/index.html
 
2.「東北地方太平洋沖地震が海の生物に与えた影響と今後」
        大越 健嗣(東邦大学理学部生命圏環境科学科 教授)
今回発生した大地震と大津波は、海の生物にどのような影響を及ぼしたのか?4月はじめから宮城県と福島県で行っているアサリなどの貝類を中心とした海の生物調査の結果を、わかりやすく紹介します。また、今後の沿岸環境や生物の変化、漁業や養殖業の今後、さらに私たちとの関わりについてもお話します。
◎ご参考
・プレスリリースNo.213「津波後、干潟の生物はどうなったのか?
http://www.toho-u.ac.jp/press/2011/press20110428_2.html
・朝日新聞2011年6月5日 朝刊(社会)ほか多数のメディアで紹介(掲載)されました。

東邦大学 習志野学事部 入試広報課   
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1 TEL: 047-472-0666