プレスリリース 発行No.257 平成23年9月21日
第10回 東邦大学看護学部 公開講座
病原体から身を守るからだの働き
東邦大学 看護学部看護学科(大田区大森西・大森キャンパス)では、毎年秋に一般の方の関心が高いテーマで公開講座を開催しており、今年で10回目を迎えます。詳細は次のとおりです(事前申込優先)。
病原体から身を守る
■日 時:2011年10月30日(日)
13:30~15:10(13:00開場)
■場 所:東邦大学看護学部 第1・2講義室
■定 員:130名(定員になり次第募集終了)
■その他:受講料無料、当日は大学祭「大森祭」併催
申込方法
次のいずれかでお申し込みください。
●電 話:03-3762-9881(代表)
●FAX:03-3766-3914
● e-mail:nrskouza@jim.toho-u.ac.jp
記入事項
①氏名 ②居住市区町村 ③連絡先(メールアドレスまたは電話番号) ④何から公開講座を知ったか(新聞、ホームページ、知人の紹介等)
●電 話:03-3762-9881(代表)
●FAX:03-3766-3914
● e-mail:nrskouza@jim.toho-u.ac.jp
記入事項
①氏名 ②居住市区町村 ③連絡先(メールアドレスまたは電話番号) ④何から公開講座を知ったか(新聞、ホームページ、知人の紹介等)
※ 事前申し込みをされた方優先。席に余裕があれば当日受付も可能。
講演内容・講師
講演Ⅰ「病原体から身を守る免疫の仕組み」 石川 文雄(東邦大学医学部 講師)
私達の周囲には多種多様な病原体が存在しており、それらから身を守る働きが備わっています。その働きを「免疫」と呼んでおり、血液の中の白血球がこれを支えています。病原体から体を守る生体防御機能は、それこそバイ菌だらけの土壌を住処とするミミズを始め生物全般にみられるものですが、特にヒトでは高度に発達した仕組みを獲得しております。公開講座では、ヒトの免疫機能について、その成り立ちを下等生物と比較し、わかりやすく説明します。さらに、歴史上類をみないクリーン社会がもたらす功罪について、アレルギーを例に母親と子の関係から、あるいは高齢化社会を迎え注目されている長寿遺伝子の免疫機能への影響など、興味深い話題を盛り込み両者の因果関係を紹介する予定です。
講演Ⅱ「ヒトと共存する菌の役割」 小林 寅喆(いんてつ)(東邦大学看護学部 教授)
ヒトの大腸内には多くの細菌が常に生息し、これらを腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼んでいます。腸内細菌の役割は外部からの病原微生物の侵入・定着を妨害することや、体内に摂り込まれた食物の消化やアミノ酸、ビタミンの合成など有益な働きをしています。今回の講演では、これら腸内細菌がどのようにヒトの体を守っているか、事例を交えてわかりやすく解説します。
【お問い合わせ先】
東邦大学 看護学部看護学科
〒143-0015 東京都大田区大森西4-16-20
TEL:03-3762-9881(代表) e-mail:nrskouza@jim.toho-u.ac.jp