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プレスリリース 発行No.253 平成23年9月13日

東京・千葉10施設合同「がん征圧月間 市民公開講座」
東邦大学医療センター佐倉病院 公開講座「肺がん治療」

 東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を毎月開催しています。

今回の公開講座は、9月のがん征圧月間に向けて東京・千葉の10施設(※)が、がんの早期発見、早期治療に関する社会的な関心を喚起することを目的に実施するもので、各講座の内容はそれぞれの施設の特長を踏まえたものとなっています。東邦大学医療センターは趣旨に賛同し、大森・大橋・佐倉の3病院が参加しています。
東邦大学医療センター佐倉病院 公開講座「肺がん治療」

肺がん治療
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■日 時::2011年9月24日(土)
      14:00~16:00(開場13:30)
■場 所:東邦大学医療センター 佐倉病院
     7階 講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料
     駐車場無料対応

講演内容

講演Ⅰ 「肺がんについて」

川島 辰男 (東邦大学医療センター佐倉病院 呼吸器内科 助教)

肺がんによる死亡者数は年々増加し、男性の死亡率では1993 年以降 1 位を占めています。2003 年における肺がんによる死亡者数は、男女あわせ約4.6 万人になり、がんによる死亡者数の約2 割を占め、15~20 年後には10 万人に達すると予測されています。本講座では肺がんの「種類と特徴」「検査と治療選択」などを分かりやすく説明します。

講演Ⅱ 「外科的治療」

長島 誠 (東邦大学医療センター佐倉病院外科 准教授)

当院では、呼吸器内科、病理部、外科で症例検討会を行い、最適な治療法を選択しています。遠隔転移のない肺がんには外科手術となります。胸腔鏡を用いた、傷が小さく体に優しい手術も積極的に取り入れており、患者さまのQOLを考慮した外科治療を心がけています。このような治療について詳しくお話します。

講演Ⅲ 「内科的治療と緩和ケア」

岡田 倫明  (東邦大学医療センター佐倉病院呼吸器内科 助教)

肺がんを含む悪性腫瘍の治療は、外科的治療・内科的治療共に多様化しており、緩和ケア(緩和治療)もまたその在り方や治療内容に変化がみられます。本講座では、肺がんに対する内科的治療の種類や方法、及び現在の緩和ケアとは何か、またその現状など、当院での取り組みも含めてお話します。


【後援】印旛市郡医師会、佐倉地区医師会、佐倉市
※「がん征圧月間 市民公開講座」共催施設:東京慈恵会医科大学、東京慈恵会医科大学附属青戸病院、東京慈恵会医科大学附属第三病院、東京慈恵会医科大学附属柏病院、東邦大学医療センター大森病院、東邦大学医療センター大橋病院、東邦大学医療センター佐倉病院、独立行政法人国立病院機構東京医療センター、杏林大学医学部付属病院、東京医科大学病院

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター 佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)    
公開講座URL :http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/20728/020952.html
 ※「佐倉病院 公開講座」で検索してください