昨今、大学の保有する優れた研究成果等の知的財産を産業界の技術や工夫と連携する取り組みが、社会に役立つものとして創出されることが注目されています。さらに、そのような連携で獲得した外部資金が研究開発投資の拡充と研究の推進に繋がるものとして、重要性を増しています。
　このような世の中の流れに合わせて、本学につきましても、 ２０１０年１月に「東邦大学産学連携センター」を設立し、医療機関を持つ自然科学系の大学として、「共同研究」「寄附講座」「社会連携講座」「受託研究」「大学発ベンチャー企業」など種々の形で、研究の活性化と外部資金の獲得に向けて、産業界との強い連携を目指しています。また、こうした連携は、将来的に学生の就職活動支援にも繋がると考えています。


※「医工連携セミナー」：三菱東京ＵＦＪ銀行蒲田支店の協力のもと、産学に加え金融機関と
　　　　　　　　　　　　官公庁が連携して、中小モノづくり企業の医療業界進出支援を
　　　　　　　　　　　　目的に講演と交流の場を提供するセミナー。