プレスリリース

メニュー

プレスリリース 発行No.172 平成22年10月29日

東邦大学習志野キャンパス
(財)染色体学会 第61回(2010年度)年会 一般公開プログラム 開催
市民公開講座  『知っておきたい 身近な「遺伝と染色体」のはなし』
公開シンポジウム 『 カエル・トカゲの生物学 』

 2010年11月6日(土) 東邦大学習志野キャンパス(千葉県船橋市三山2-2-1)において、財団法人 染色体学会 第61回(2010年度)年会 一般公開プログラム
市民公開講座    『 知っておきたい身近な「遺伝と染色体」のはなし
公開シンポジウム  『 カエル・トカゲの生物学
                            が開催されます。
 本プログラムは、11月5日から7日にかけて行われる財団法人 染色体学会 第61回年会のプログラムのひとつとして行われます。
 市民公開講座は、日本の学校教育や社会教育に「遺伝」の問題が欠けているという現状を背景に企画されています。ゲノム科学の知識とその技術応用が食生活や医療・健康問題も含め日常生活に浸透してきている現在、一般市民の基礎知識や理解力が十分とはいえません。そのため、ヒトを対象にした遺伝の話には、病気を連想させてしまうなど、不安や誤解、偏見が持たれているのも事実です。染色体学会では、「遺伝」に関する正しい基礎知識(遺伝リテラシー)が一般教養のひとつとして定着させる必要性があると考えています。本講座では、講演者の一方的な情報発信にとどまらず、遺伝リテラシーを向上させるための方策を皆で考える場として、パネルディスカションの時間も設けています。
 公開シンポジウムでは、カエルやトカゲを対象に分子レベルで研究を行っている研究者の講演を中心に行われます。驚きに満ちた生き物の不思議を紹介する内容となっています。生態学的なものから医療に応用できる分野まで、カエルやトカゲ自体の面白さやこれらを研究することによってみえてくる様々な可能性を感じることができます。

市民公開講座 『 知っておきたい身近な「遺伝と染色体」のはなし 』

日 時:2010年11月6日(土)14:00~17:00(開場13:30)
会 場:東邦大学習志野キャンパス 薬学部C館 101講堂 
参加費:無料  
参加申込:不要 

講演会 〔司会:久保田 宗一郎(東邦大学理学部・准教授)〕

『遺伝を教える大切さと学ぶ意味』
 向井 康比己 (大阪教育大学 教育学部・教授)
『みんなの遺伝子と染色体、その多様性に理解を』
池内 達郎 (財団法人 染色体学会・理事長)
『自分の遺伝子を調べる —わかること、わからないこと』
櫻井 晃洋 (信州大学医学部附属病院 遺伝子診療部・准教授)
『生活の中での遺伝子組換え農作物とのかかわりと安全性確保のしくみ』
小松 晃 (農林水産省・農林水産技術会議事務局・技術政策課)
『性を決める遺伝子と染色体のしくみ』
黒岩 麻里 (北海道大学大学院 理学研究院・准教授)
『女性のパワーをサイエンスに活かすには』
大坪 久子 (日本大学総合科学研究所・教授)

パネルディスカション〔コーディネータ:向井 康比己 池内 達郎〕

平成22年度 文部科学省科学研究費補助金(研究成果公開促進費B) 採択事業
主催:財団法人 染色体学会
後援:東邦大学理学部 東邦大学理学部鶴風会 
東邦大学男女共同参画推進室
市川市教育委員会 千葉市教育委員会 習志野市教育委員会
船橋市教育委員会 八千代市教育委員会
協力:東邦大学薬学部 第49回東邦祭実行委員会

公開シンポジウム 『 カエル・トカゲの生物学 』

日 時:2010年11月6日(土)10:30~12:30(開場 10:15)
会 場:東邦大学習志野キャンパス 理学部Ⅴ号館 5101教室
参加費:無料  
参加申込:不要

講演 〔オーガナイザー:三浦 郁夫〕

『沈みゆく方舟、宮古島の不思議』
 太田 英利 (兵庫県立大学 自然・環境科学研究所・教授)
『トカゲの尻尾 —色素細胞が繰り出す防衛戦術—』
栗山 武夫 (東邦大学 理学部・特任研究員)
『カエルとイモリ、眼をつくる仕組みと再生する謎』
荒木 正介 (奈良女子大学 理学部・教授)
『ヒストン外伝 —核の彼方へ—』
岩室 祥一 (東邦大学 理学部・准教授)
『佐渡島で新種発見! お腹まっ黄色のカエル』
三浦 郁夫 (広島大学大学院 理学研究科・准教授)


主催:財団法人 染色体学会
後援:東邦大学理学部 東邦大学理学部鶴風会
市川市教育委員会 千葉市教育委員会
習志野市教育委員会 船橋市教育委員会
八千代市教育委員会
協力:第49回東邦祭実行委員会

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当       森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1   E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX:047-472-1159    M Phone: 090-8722-8471