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プレスリリース 発行No.166 平成22年10月13日

東邦大学薬学部
オープンリサーチセンター
『第9回 老化・老年病研究センター公開セミナー』 開催

 2010年10月20日(水) 東邦大学習志野キャンパスにおいて、東邦大学薬学部 オープンリサーチセンター(ORC)「第9回 老化・老年病研究センター 公開セミナー」を開催します。

 薬学部では、少子高齢化社会が抱える問題として注目される がん・糖尿病・高脂血症・アルツハイマー病・老人性痴呆症などといった老化関連疾患について、その分子機序の解明と、予防や治療戦略の開発を目標として “老化・老年病研究センター” 設置しております。このセンター内での研究プログラム「細胞機能制御システムの破綻による老化関連疾患発病の分子機構と予防・治療に関する研究」が、文部科学省 2006年度私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチセンター整備事業(5年間)に選定され、下記の4つの研究グループのもと活発な研究活動が行われています。

  • 老化関連疾患における生体高分子異常の分子機構と予防・治療
  • 内分泌・免疫系を介した細胞機能制御の分子機構と予防・治療
  • 神経系を介した機能制御の分子機構と予防・治療
  • 創薬を指向した多官能性化合物の新規合成法の開発
 この研究プログラムの遂行にあたり、定期的に研究報告会や合同セミナー等を行い研究グループ間で情報の共有化を図っており、同時に一般にも公開しております。今年度は本整備事業の最終年度でもあり、これまでの研究成果についての総括的な報告も予定されています。また、新しい骨粗鬆症治療薬候補化合物の合成、薬効・毒性評価など、複数の研究グループ間で横断的に取り組んだ研究も報告されます。

東邦大学薬学部オープンリサーチセンター

第9回 老化・老年病研究センター公開セミナー

日 時: 2010年10月20日(水) 14:00~18:00
会 場: 東邦大学習志野キャンパス 薬学部 A館 401教室
                       理学部 5号館 5201-5203(ポスター発表)
参加費: 無料   事前申込:不要


講演(タイトル)  14:00~16:00
  1. 複合糖質による細胞機能の制御とその機構の解析
  2. 乳ガン治療の新しい分子標的としてのアリル炭化水素受容体(AhR), AhR抑制因子(AhRR)の可能性
  3. 新しい金属触媒反応の開発と有用化合物合成への応用
  4. アルツハイマー病治療薬を指向したアミロイドβ凝集阻害剤の合成研究
  5. アメフラシ中枢において老化に伴い蓄積するアミロイドβ様物質の解析
  6. 心臓はなぜ拍動するのか?-緩徐脱分極の多様性と創薬への応用-
  7. HPLCを用いる生体内D-セリンの分析研究8. 老化及び老化関連疾患の発症とその制御 -2010-


ポスター発表   16:10~18:00

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当         森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1   E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX:047-472-1159         M Phone: 090-8722-8471