東邦大学（大森キャンパス）では、大田区と提携して、下記のとおり一般の方に向けた公開講座を開催します。

　日本人の死亡原因第２位は、心臓病です。　心臓病の中でも狭心症・心筋梗塞は、死亡原因の多くを占めています。
　心臓が元気に動くためには、心臓の筋肉に十分な酸素と栄養が必要であり、それを供給するのが「冠動脈」です。狭心症・心筋梗塞は、この「冠動脈」が動脈硬化で細くなったり、血栓で詰まったりして十分な血液が心臓に供給されなくなる病気で、発病する前に予見することが難しく、ある日突然の胸苦しさを覚え、初めての発作で命をなくす方もいます。その治療方法のひとつにカテーテルという細い管を使って血管の詰まりを解消する治療があり、日本の高い技術は注目されています。
　今回は、狭心症・心筋梗塞の説明と最先端の治療方法についてわかりやすくお話します。