プレスリリース 発行No.160 平成22年8月30日
東邦大学理学部 公開講座
『海鳥集団繁殖地の復元』
東邦大学理学部・日本鳥学会 共催
東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山)では、理学部公開講座を開催します。
今回の公開講座は、日本鳥学会と共同で『海鳥集団繁殖地の復元(Restoration of Seabird Colonies)』をテーマに開催します。
羽毛・卵採取のために乱獲され、一時絶滅したと考えられたアホウドリ。主繁殖地である伊豆諸島 鳥島では、従来のコロニーの砂防・保全管理作業や、地滑りの恐れのない島北部斜面にデコイ(模型の鳥)と音声再生装置の設置による繁殖推進など、再生への取り組みを行ってきました。さらに、鳥島火山の噴火に備え、かつての繁殖地のひとつで、非火山の安全な島である小笠原諸島聟島への移住計画も進行しています。
このような繁殖地復元の方法を開発・発展させた第一人者であるスティーブン・クレス博士の講演と、これまでの日本での取り組みについての発表を行い、今後の課題や展望について、一般の方にもわかりやすくお話します。
羽毛・卵採取のために乱獲され、一時絶滅したと考えられたアホウドリ。主繁殖地である伊豆諸島 鳥島では、従来のコロニーの砂防・保全管理作業や、地滑りの恐れのない島北部斜面にデコイ(模型の鳥)と音声再生装置の設置による繁殖推進など、再生への取り組みを行ってきました。さらに、鳥島火山の噴火に備え、かつての繁殖地のひとつで、非火山の安全な島である小笠原諸島聟島への移住計画も進行しています。
このような繁殖地復元の方法を開発・発展させた第一人者であるスティーブン・クレス博士の講演と、これまでの日本での取り組みについての発表を行い、今後の課題や展望について、一般の方にもわかりやすくお話します。
■日 時:2010年9月20日(月・祝)
15:00~17:30(開場 14:45)
■場 所:東邦大学 習志野キャンパス
■その他:無料(申込不要)
定員500名程度
(鳥学会大会参加者を含む)
■共 催:日本鳥学会
■講演内容・講師 :
【講演Ⅰ】「デコイと音声再生の利用による海鳥集団繁殖地の復元」
スティーブン・クレス博士(全米オーデュボン協会・ 海鳥復元計画、所長)
Restoration of seabird colonies with use of decoys and sound playback
Dr. Stephen W. Kress
(Director, Seabird Restoration Program, National Audubon Society, USA)
【講演Ⅱ】「伊豆諸島鳥島におけるアホウドリ集団繁殖地の再生」
長谷川 博 氏(東邦大学理学部生物学科 教授)
【講演Ⅲ】「小笠原諸島聟島におけるアホウドリ集団繁殖地復元の取り組み」
出口 智広 氏(山階鳥類研究所 研究員)
【短い報告】コアジサシ(北村亘 氏、早川雅晴 氏)、ウミガラス(長谷部真 氏)、エトピリカ(片岡
義廣 氏)
スティーブン・クレス博士(全米オーデュボン協会・ 海鳥復元計画、所長)
Restoration of seabird colonies with use of decoys and sound playback
Dr. Stephen W. Kress
(Director, Seabird Restoration Program, National Audubon Society, USA)
【講演Ⅱ】「伊豆諸島鳥島におけるアホウドリ集団繁殖地の再生」
長谷川 博 氏(東邦大学理学部生物学科 教授)
【講演Ⅲ】「小笠原諸島聟島におけるアホウドリ集団繁殖地復元の取り組み」
出口 智広 氏(山階鳥類研究所 研究員)
【短い報告】コアジサシ(北村亘 氏、早川雅晴 氏)、ウミガラス(長谷部真 氏)、エトピリカ(片岡
義廣 氏)
※上記取材についても、ご遠慮なくご連絡ください。
【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1 TEL:047-472-0666/FAX:047-479-5661
※ 理学部公開講座URL
※ 「アホウドリ復活への軌跡」URL
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/ahoudori/index.html