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プレスリリース 発行No.140 平成22年6月15日

東邦大学医学部『研修医支援』の新プログラム
~医師不足解消を目指す「男女共同参画」の新しい取り組み~

 医師不足が社会問題となっている昨今ですが、東邦大学医学部では、医師のワークライフバランスを保つ職場環境づくりを行い、潜在医師(研修を受けられなかった国家資格保有者)を減らす施策として、研修医の新しい研修プログラムを導入します。
 東邦大学は、女性の社会的貢献や経済的自立を目指して創設された帝国女子医学専門学校、薬学専門学校、理学専門学校を前身としており、より積極的に「男女共同参画」の視点に立脚した研究・教育の推進および職場環境の整備に取り組んでおります。 その一環として、平成23年度前期臨床研修プログラム(2004年から義務化した医師免許取得後の24ヶ月間の臨床研修)において、子育て出産などの事情で4月に研修を開始できない研修希望者に対して、10月から開始できる「男女共同参画型臨床研修プログラム」を東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)で導入いたします。

 本プログラムは、24時間保育の可能な佐倉病院を基幹型病院として研修が行われるため、出産・育児と研修を無理なく両立でき、安心して働ける職場環境の中で、個別事情による研修開始の時期変更や一時中断など、研修希望者の様々な状況に配慮されていることが特長です。 研修方式は、通常の前期臨床研修医と同等、24ヶ月にわたる厚生労働省が定める到達目標に準じているため、到達目標達成後は、希望専攻する診療科での後期臨床研修へと連続した形で研修を継続できますが、個別事情等で研修24ヶ月目に研修が修了できない場合でも、引き続き形成的な研修が行われ、修了後より希望専攻する診療科での後期臨床研修を行うことを可能としています(詳細は別紙参照)。

 詳しくは、ホームページまたは、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
※上記取材についても、ご遠慮なくご連絡ください。

【お問い合わせ先】
東邦大学医学部 卒後臨床研修/生涯教育センター
〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16   TEL:03-3762-4151   FAX:03-5763-6574

■卒後臨床研修/生涯教育センター  http://www.trainee.med.toho-u.ac.jp/
■女性医師支援プログラム(支援体制) 
 http://www.t-womd.med.toho-u.ac.jp/program/support.htm