競技種目は、『 大型バッタ幅跳び 』
　　　　　　『 大型バッタ飛翔距離 』
　　　　　　『 コオロギ３段跳び 』。
　出場する選手（バッタ・コオロギ）は、児童たちが校庭内や近所の原っぱで採集してきます。そして、競技に参加させ結果を記録します。その後、選手の身体測定と生物同定を行います。児童たちは、バッタ身体測定チェックシートをよく見て、体の特徴や大きさなど様々な測定を行い、検索シートを使ってバッタの種類を調べます。こうして、児童たちは「それぞれのバッタがどのような環境に生息しているのか」や「どんな形をしたバッタが跳ねる力や飛ぶ力に優れているのか」等、遊びを通して考え、学んでいきます。
　地理生態学研究室では、北総台地周辺において里山環境の保全・維持管理を地元ＮＰＯなどと連携して行っています。この活動を継続的に行っていくためには、里山の価値・存在意義などをしっかり伝える必要があります。本イベントは、その一環として小学校の総合的学習の時間を利用し行うもので、野外での協同的かつ体験的学習を通じて，楽しみながら自然や生物への興味と理解を深めることを目的としています。