プレスリリース 発行No.062 平成21年6月9日
東邦大学理学部 公開講座
『 サバが減り、シカが増えるわけ』 開催
~自然とうまくつきあうための生態学的アプローチ~
2009年7月4日(土)、東邦大学習志野キャンパスにおいて、東邦大学理学部公開講座『サバが減り、シカが増えるわけ ~自然とうまくつきあうための生態学的アプローチ~』が開催されます。講師は松田裕之氏(横浜国立大学 教授、東邦大学理学部生命圏環境科学科 客員教授)が務めます。
講演要旨
最近、「魚が消える」とよく報道されます。マグロやウナギなどの高級魚は絶滅の恐れがあり、マサバのような大衆魚でさえ日本近海では激減し、欧州からの輸入に頼っています。その理由の一つは漁業管理の失敗です。また、シカは房総半島でも増えすぎて、農林業被害だけでなく、屋久島世界遺産の固有植物も絶滅の危機に瀕しています。野生生物と うまくつきあうには、なぜ今までどおりのやり方ではうまく行かないかを考え、これから何ができるか示す必要があります。今、うまくいっていないということは、日本人の自然 とのつきあい方を変えねばならない面があります。これらのことから、ほかの環境問題にも共通する「自然とのつきあい方」を考えてみたいと思います。
進化生態学・保全生態学・野生生物管理・水産資源管理などを研究分野にしている第一線の研究者による本講演は、あらゆる環境問題の解決を図るための重要なヒントを与えてくれるものと思われます。
進化生態学・保全生態学・野生生物管理・水産資源管理などを研究分野にしている第一線の研究者による本講演は、あらゆる環境問題の解決を図るための重要なヒントを与えてくれるものと思われます。
東邦大学理学部 公開講座
『 サバが減り、シカが増えるわけ ~自然とうまくつきあうための生態学的アプローチ~ 』
『 サバが減り、シカが増えるわけ ~自然とうまくつきあうための生態学的アプローチ~ 』

講師:松田 裕之 氏
(横浜国立大学 教授
東邦大学理学部生命圏環境科学科 客員教授)
日 時 : 2009年 7月4日(土)
15:00~16:30
会 場 : 東邦大学習志野キャンパス
参加費 : 無料
事前申込 : 不要
※詳細は理学部公開講座ウエブサイト
【公開講座に関するお問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL: 047-472-0666 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp
【内容に関するお問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当 森上 需
TEL/FAX:047-472-1159 M Phone: 090-8722-8471
E-mail: press@toho-u.ac.jp