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プレスリリース 発行No.031 平成20年12月13日

生物多様性の保全・再生、持続可能な社会に向けて…
~「生物多様性に関する千葉県と大学の連携」に参加~

 東邦大学は千葉県生物多様性センターが進めている「生物多様性に関する千葉県と大学との連携」に参加を表明し、12月24日(水)、千葉県庁において行われる協定書締結式に出席します。

  これは千葉県と生物多様性に関する最先端の専門的知見・技術及び人材を有する大学または大学間が連携することにより、複雑で多岐に渡る生物多様性の保全・再生及び持続可能な利用に関する課題の解決を図ることを目的としています。
生物多様性に関する千葉県と大学の連携
 千葉県は政令指定都市の千葉市をはじめとして東京のベッドタウンの役割を担う大きな都市が存在すると同時に、東京湾岸から太平洋岸まで海に多く接した環境、印旛沼・手賀沼といった湖沼、大小多くの河川そして多くの里山環境が存在する県でもあります。このような都市環境と自然環境が隣り合わせに存在する千葉県から、生物多様性の保全・再生そして持続可能な社会の実現のための研究や情報の発信をよりよく行うため、県と大学、大学間の共同研究・情報の共有化・人材の交流、育成等を活発にしていきます。
 この連携の取り組みは、千葉県生物多様性センターが核になって進められています。参加する大学は本学の他、千葉大学・東京情報大学・江戸川大学・東京大学・東京海洋大学です。自然科学研究を主としている大学だけでなく、合意形成や情報発信といった社会科学研究を主としている大学も参加していることが特徴です。
 東邦大学では県内において生態学的な研究・調査を多く行っているほか、エネルギー・環境教育の分野で社会への啓蒙活動も多く行っていることから、自然科学的側面から研究情報・人材の交流を連携各所と図っていく予定です。

【お問い合わせ先】
 東邦大学 経営企画部 広報担当  森上 需
 TEL/FAX:047-472-1159 M Phone: 090-8722-8471
 E-mail: press@toho-u.ac.jp