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プレスリリース 発行No.025 平成20年11月14日

梅沢由香里 女流棋聖
情報科学科 囲碁の実践教育のお知らせ

東邦大学理学部情報科学科では、客員教授である梅沢由香里女流棋聖(日本棋院)による囲碁の実践教育を11月18日(火)、25日(火)、12月2日(火)の3回にわたって行います。
梅沢由香里棋聖

 数学や計算機プログラミングでは頭の中で様々な思考実験を繰り返し問題解決することが重要ですが、囲碁を学ぶことはその鍛錬の1つになると考えています。また、囲碁そのものも情報科学の研究対象として非常に魅力的な題材です。チェスや将棋ではプロと対等に戦えるソフトが開発されつつありますが、囲碁のソフトはまだまだその域に到達していません。囲碁の盤面での膨大な組み合わせの中から最適な戦略を見つけ出す過程を解明することは、人工知能の側面からも情報科学が取り組んでいる様々な問題を解く手がかりを与えてくれるものと考えております。
 以上の観点から、情報科学科では昨年度より梅沢氏を客員教授として迎え、教育・研究にご尽力いただいております。

 講義では、上記のような情報科学における囲碁の可能性から発祥から3000年以上と長く受け継げられている囲碁の文化、そして囲碁にある叡智や真理について語っていただきます。また、計算機と本学科作成のネットワークソフトを使った「次の一手」など他では受けられないユニークな講義も予定しております。
講義詳細日程》
日時:1回目:11月18日(火) 13:00~16:10
    2回目:11月25日(火) 13:00~16:10
    3回目:12月 2日(火) 13:00~16:10
会場:東邦大学習志野キャンパス 理学部Ⅲ号館 情報科学科実習室

【お問い合わせ先】
 東邦大学 経営企画部 広報担当  森上 需
 TEL/FAX:047-472-1159 M Phone: 090-8722-8471
 E-mail: press@toho-u.ac.jp