衛生化学教室
所属教員
スタッフ名 | 主な担当 |
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山本 千夏/教授 | 環境Ⅰ,健康Ⅲ,健康Ⅳ,衛生薬学実習,薬学総合講義Ⅳ |
原 崇人/講師 | 初等化学演習,衛生薬学実習 |
中野 毅/助教 | (準備中) |
健康と環境の接点を分子レベルで解明する
衛生薬学は、人の疾病予防と健康増進を志向する薬学の特徴的な研究領域です。「人は血管とともに老いる」ともいわれ、この血管の老化は動脈硬化を基盤とする脳梗塞や心筋梗塞などの疾患と関連があることが指摘されています。衛生化学教室では、血管に焦点を当て、動脈硬化の鍵分子であるプロテオグリカン研究、カドミウムや鉛など伝統的な有害重金属の血管毒性学研究に取り組んでいます。さらに、有機金属化合物・金属錯体分子を活用し、未知の生体機能を解明する新しいバイオロジー(バイオオルガノメタリクス)にも挑戦しています。これらの研究成果によって疾病の発症機序の解明さらには予防や治療に有用な知見を得たいと考えています。