公衆衛生学教室の山口先生が、「女性研究者奨励金」に採択されました
本学薬学部 山口 陽子 助教の研究課題が、日本私立学校振興・共済事業団による2024年度「女性研究者奨励金」に採択されました。 「⼥性研究者奨励⾦」は 次世代の “多様で特色ある教育・研究の担い手” となる人財の育成を目的としています。
応募件数:119件、採択件数:37件(採択率:31.1%)
※応募研究課題の中での当該研究のおおよその順位は、女性研究者奨励金の研究課題の中で、上位 5%に位置していた。
(日本私立学校振興・共済事業団私学振興事業本部のHPはこちら)https://www.shigaku.go.jp/s_wakatejosei_menu.htm
研究課題名:老化と発がんにおけるp53/c-myc経路の機能
助成額:40万円
研究概要:がんは高齢になるほど罹患率が増加します。その原因は、長い時間をかけて正常細胞の遺伝子に突然変異が蓄積しがん細胞となることや、周辺の老化細胞ががん細胞の悪性化を助けることにあります。一方で、正常細胞は突然変異を起こさずとも老化によって性質が変化し、発がんに深く関わるp53遺伝子やc-myc遺伝子の機能が、がん細胞のように変化することが明らかになっています。
そこで本課題では、老齢マウス由来の大腸オルガノイド(培養可能なミニ大腸)を用いて、老化細胞がどのような変化を経てがん細胞となるかを研究します。この研究により、老化による発がんのメカニズムが明らかになり、新たな治療法の創出につながることが期待されます。
応募件数:119件、採択件数:37件(採択率:31.1%)
※応募研究課題の中での当該研究のおおよその順位は、女性研究者奨励金の研究課題の中で、上位 5%に位置していた。
(日本私立学校振興・共済事業団私学振興事業本部のHPはこちら)https://www.shigaku.go.jp/s_wakatejosei_menu.htm
研究課題名:老化と発がんにおけるp53/c-myc経路の機能
助成額:40万円
研究概要:がんは高齢になるほど罹患率が増加します。その原因は、長い時間をかけて正常細胞の遺伝子に突然変異が蓄積しがん細胞となることや、周辺の老化細胞ががん細胞の悪性化を助けることにあります。一方で、正常細胞は突然変異を起こさずとも老化によって性質が変化し、発がんに深く関わるp53遺伝子やc-myc遺伝子の機能が、がん細胞のように変化することが明らかになっています。
そこで本課題では、老齢マウス由来の大腸オルガノイド(培養可能なミニ大腸)を用いて、老化細胞がどのような変化を経てがん細胞となるかを研究します。この研究により、老化による発がんのメカニズムが明らかになり、新たな治療法の創出につながることが期待されます。