薬学部 氷川 英正 准教授の研究課題が、公益財団法人 池谷科学技術振興財団 研究助成に採択されました
本学薬学部 氷川 英正 准教授の研究課題が、「2023年度 池谷科学技術振興財団 研究調査助成(単年度研究助成)」に採択されました。(池谷科学技術振興財団のHPはこちら)
採択内容
研究課題名:水中で進行するPd触媒を用いた環境調和型クロスカップリング反応
助成額:150万円
研究概要:Tsuji-Trost反応は、炭素-炭素結合を形成するための有用な方法です。しかし、基質である塩化アリルは、予めアリルアルコールから調製しておく必要があります(図1)。本研究では、この課題を解決するために「水中で進行するアリルならびにベンジルアルコールを直接基質とする鈴木・宮浦カップリング反応(注1)」を開発します(図2)。近年、グリーンケミストリーの観点から、環境調和型合成法の開発が強く望まれており、本手法は、有害な有機溶媒を使用せず、反応プロセスを効率化する環境に優しい合成法として、新たな医薬品候補化合物の探索・生産への応用が期待されます。
採択内容
研究課題名:水中で進行するPd触媒を用いた環境調和型クロスカップリング反応
助成額:150万円
研究概要:Tsuji-Trost反応は、炭素-炭素結合を形成するための有用な方法です。しかし、基質である塩化アリルは、予めアリルアルコールから調製しておく必要があります(図1)。本研究では、この課題を解決するために「水中で進行するアリルならびにベンジルアルコールを直接基質とする鈴木・宮浦カップリング反応(注1)」を開発します(図2)。近年、グリーンケミストリーの観点から、環境調和型合成法の開発が強く望まれており、本手法は、有害な有機溶媒を使用せず、反応プロセスを効率化する環境に優しい合成法として、新たな医薬品候補化合物の探索・生産への応用が期待されます。