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ドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA)が プロスタノイドによる胃の収縮反応を強力かつ即時的に抑制することを発見 —DHA・EPA は胃の運動異常を改善する可能性がある—

東邦大学薬学部薬理学教室の田中芳夫教授らの研究グループは、魚油に豊富に含有されるドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA)が胃の過剰収縮の原因となるプロスタノイド(注 1)による胃底平滑筋の収縮反応を強力かつ即時的に抑制することを見出しました。また、その抑制機序には、DHA・EPA によるプロスタノイド TP 受容体(注 2)及び電位依存性 Ca2+チャネル(VDCC)に対する抑制効果が関与する可能性を明らかにしました。この研究成果は、雑誌「Pharmacology Research & Perspectives」に2022 年 4 月 24 日に掲載されました。
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