薬学部6年生 中敦司さんが一般学術発表ポスター発表の部で優秀発表賞を受賞しました。
令和3年3月26-29日に開催された日本薬学会第141年会において、薬品製造学教室の中敦司さんが、学⽣優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。
本賞は学生の研究意欲向上を目的とし、優れた研究成果並びに優秀な発表と認められた学生に対し授与されるもので、ポスター発表の部は607審査演題中、66演題(受賞率 10.9%) が選ばれました。
発表題目:ビフェニルを基本⾻格とする環状芳⾹族アミドの合成及びその⽴体配座解析
ある特定の分子を選択的に取り込み、他の化合物と分離したり、反応を触媒したりする分子を分子認識分子と呼び、様々な選択性、反応性などの機能をもつ分子が開発されています。
本研究では、ビフェニルを基本骨格として、認識部位にメトキシ基あるいはヒドロキシ基をもつ環状芳香族アミドの合成を行い、その結晶構造、ならびに溶液中における動的挙動の詳細について明らかにしました。
この化合物は、配座に基づくキラリティーを生じると共に、温度や溶媒に応じて優先する配座や挙動が変化することから、分子を選択的に認識して酸化還元反応を行う動的機能性分子としての展開が期待されます。
本賞は学生の研究意欲向上を目的とし、優れた研究成果並びに優秀な発表と認められた学生に対し授与されるもので、ポスター発表の部は607審査演題中、66演題(受賞率 10.9%) が選ばれました。
発表題目:ビフェニルを基本⾻格とする環状芳⾹族アミドの合成及びその⽴体配座解析
ある特定の分子を選択的に取り込み、他の化合物と分離したり、反応を触媒したりする分子を分子認識分子と呼び、様々な選択性、反応性などの機能をもつ分子が開発されています。
本研究では、ビフェニルを基本骨格として、認識部位にメトキシ基あるいはヒドロキシ基をもつ環状芳香族アミドの合成を行い、その結晶構造、ならびに溶液中における動的挙動の詳細について明らかにしました。
この化合物は、配座に基づくキラリティーを生じると共に、温度や溶媒に応じて優先する配座や挙動が変化することから、分子を選択的に認識して酸化還元反応を行う動的機能性分子としての展開が期待されます。