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学校薬剤師の活動として夏休み理科教室が行われました。

8月21日(水)に五郎丸美智子准教授、黒田潤講師、中沢克江講師が、学校薬剤師の活動のひとつとして三山東小学校にて6年生向けに理科教室を行いました。 調理室に集合して、フルーツを入れたゼリーや寒天をつくり、最後に自分でデコレーションした箱に詰めて持ち帰りました。まるでデザート作りのような楽しい理科教室となりました。

内容のご紹介:
果物の中にはゼラチンの分解酵素を多く含むものがあります。ゼラチンを成分とした市販のゼリーの具として、これらの果物を入れると酵素の働きによりいくら冷やしても固まりません。一方、寒天を成分とした牛乳かんでは、同じ果物をいれてもしっかりと固まり、美味しそうに出来上がります。また、生の果物でなく缶詰や熱を加えてからの物を使うと、酵素が失活してしまうのでゼラチンも寒天同様に、美味しそうに固まります。これらの実験を通して、酵素の基質特異性や熱変性といった特徴を体験することができます。また、ゼリーと寒天を固める時間を使って、ヨウ素デンプン反応を利用した酵素反応などを観察し、消化酵素の学習も行いました。
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