薬学部薬剤学教室6年・司馬理佳さんが学会の優秀発表賞を受賞
薬学部薬剤学教室6年・司馬理佳さんが、「日本薬学会第138年会」において学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。
■学会情報
日本薬学会第138年会
・於:石川県金沢市
・開催日:平成30年3月28日(水)
・演題名:クラリスロマイシン準安定Ⅰ型結晶の吸湿による転移過程の解析
○司馬理佳、伊藤雅隆、渡辺美笛、岩尾康範、板井茂、野口修治
≪発表の概要≫
抗生物質として疾病治療に広く利用されているクラリスロマイシンでは、吸湿による準安定Ⅰ型結晶からIV型水和物結晶への相転移反応が放出制御製剤の設計に応用できることが知られている。本研究では、放射光X線単結晶構造解析法、熱分析法、動的水蒸気吸脱着測定法などを駆使することで、I型からIV型結晶への相転移反応は三段階からなる複雑なものであることを結晶構造に基づいて初めて詳細に明らかにした。また、同様にIV型結晶へと転移する新規準安定VII型結晶を見いだし、その物性を I型結晶と比較することで、I型結晶が放出制御製剤に用いるのにより適していることを明らかにした。
■学会情報
日本薬学会第138年会
・於:石川県金沢市
・開催日:平成30年3月28日(水)
・演題名:クラリスロマイシン準安定Ⅰ型結晶の吸湿による転移過程の解析
○司馬理佳、伊藤雅隆、渡辺美笛、岩尾康範、板井茂、野口修治
≪発表の概要≫
抗生物質として疾病治療に広く利用されているクラリスロマイシンでは、吸湿による準安定Ⅰ型結晶からIV型水和物結晶への相転移反応が放出制御製剤の設計に応用できることが知られている。本研究では、放射光X線単結晶構造解析法、熱分析法、動的水蒸気吸脱着測定法などを駆使することで、I型からIV型結晶への相転移反応は三段階からなる複雑なものであることを結晶構造に基づいて初めて詳細に明らかにした。また、同様にIV型結晶へと転移する新規準安定VII型結晶を見いだし、その物性を I型結晶と比較することで、I型結晶が放出制御製剤に用いるのにより適していることを明らかにした。
