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薬学部薬物治療学研究室5年・川上聡士さんが学会の優秀発表賞を受賞

薬学部薬物治療学研究室5年・川上聡士さんが、「第138回日本薬理学会関東部会」において優秀発表賞を受賞しました。

■学会情報
第138回日本薬理学会関東部会
・於:慶應義塾大学薬学部
・開催日:平成30年3月10日(土)
・演題名:薬剤性QT間隔延長に対するα1アドレナリン受容体刺激薬methoxamineの影響
○川上 聡士、永澤 悦伸、神林 隆一、長澤(萩原)美帆子、曹 新、相本 恵美、高原 章
(東邦大学薬学部薬物治療学研究室)

≪発表の概要≫
催不整脈モデルとして古くから知られるmethoxamine負荷ウサギモデルでは、血圧上昇に伴う反射性徐脈またはα1受容体を介した心筋への直接作用がKチャネル遮断薬の催不整脈作用を顕在化させると考えられてきました。当研究室にて前者の機序が証明されているため、本研究ではKチャネル遮断薬による催不整脈作用の顕在化に対するmethoxamineの影響を徐脈条件で検討しました。その結果、methoxamineはKチャネル遮断薬の再分極時間延長作用を増強するが、トリガーの発生に影響を与えないことが示され、Kチャネル遮断薬の催不整脈作用を促進する作用と抑制する作用の両者がmethoxamineに存在することを明らかにしました。

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