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薬学部薬物学教室6年・實方健人さんが学会の優秀発表賞を受賞

薬学部薬物学教室6年の實方健人さんが、「第137回日本薬理学会関東部会」にて、優秀発表賞を受賞しました。

■情報
第137回日本薬理学会関東部会
・於:日本医科大学
・開催日:平成29年10月28日(土)
・演題名:異なる動物種の洞房結節自動能における細胞内Ca2+の関与
○實方健人、濵口正悟、行方衣由紀、田中光
(東邦大学・薬学部・薬物学教室)

この学会には本学薬学部の2年生も講義の自由課題として聴講に来ていました。
實方さんは後輩達に勇気をもらって良い発表ができました。
応援してくれた皆さん、ありがとうございます!

以下、2年生の学会レポートからの抜粋です。
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この発表は人体生理学の講義と深く関連がある内容であった。
導入部分がとても分かり易く、講演者の話すスピードもゆっくりで、
最後まで興味を持って聞くことが出来た。

まず始めに体の小さい動物ほど心拍数が高いことを、ネズミは毎分500回、ヒト60回、
ゾウ20回など具体的な数字を出して説明した。その導入の後、心臓の活動電位が洞房
結節から発生することを説明した。そして、細胞内Ca2+キレート剤のBAPTA-AM、
ryanodine、SEA0400、niflumic acidなどの薬理学的処置によりマウスとモルモットの
活動電位のslopeがどのように変化したかを述べた。最後にまとめとして、体の小さな
動物は多くのイオンチャネル・トランスポーターを駆使して高い心拍数を維持してい
る、と結論した。
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