人文社会学研究室(Department of Humanities and Social Science)
所属教員
研究室紹介
「人間、社会について問い、考える」
古代ギリシャから始まり、人間や社会のあり方について問い続けてきた人間の叡智を学びます。生きるとはどういうことか、医療や看護はどうあるべきか、などの問いに対して、自分の頭で考え、自分の言葉で語ることのできる人材、多様性を理解できる教養ある人材の育成を目指します。
古代ギリシャから始まり、人間や社会のあり方について問い続けてきた人間の叡智を学びます。生きるとはどういうことか、医療や看護はどうあるべきか、などの問いに対して、自分の頭で考え、自分の言葉で語ることのできる人材、多様性を理解できる教養ある人材の育成を目指します。
主な授業の紹介
人間論
「人間とは何か」という問いに対して人間はどう考えてきたのかを学び、自らも「人間とは何か」について考える。講義だけではなく、円覚寺で1日の禅修行で自己を見つめる体験もしながら、「人間とは何か」を考え記述する(円覚寺での禅修行は、本学部の設立以来続く特色ある学びのひとつとなっています)。
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円覚寺の禅修行の様子
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医療人間論
「人間論」に続いて、人の生死に医療はどう関わるのか、人として医療にどのように携わるのかについて、さまざまな学問分野・立場から学ぶ。患者の人権について考える事例として、ハンセン病を取り上げ、国立ハンセン病資料館の学芸員による特別講演や資料館見学も行う。
異文化理解Ⅰ・Ⅱ(旧:海外研修)
「異文化理解 Ⅰ」(講義)において、歴史・文化・宗教を学んだ上で、「異文化理解Ⅱ」(海外研修)で現地に渡航し、該当国の文化や社会を直接体験して、医療・看護を社会背景の中にとらえ直す授業である。訪問地の文化産物に加え、看護学部ならではの特色として医療関連施設の見学や、国際交流提携校での授業参加や学生交流などの経験を通じて、国際的に活躍できる幅広い見識を養う。
訪問国:イギリス、イタリア、ギリシャ、オーストラリア、アメリカ、台湾他。
異文化理解Ⅰ・Ⅱについてはこちら
訪問国:イギリス、イタリア、ギリシャ、オーストラリア、アメリカ、台湾他。
異文化理解Ⅰ・Ⅱについてはこちら
卒業研究のテーマ
2023年度
- モンゴル人留学生の日本における食生活
- 聴覚障害者が医療機関を受療する際の現状と課題
- 発達障害またはその疑いのある看護学生の実習を含む学習支援
2022年度以前
- 女子大学生のボディイメージと自己肯定感の関連
- 看護師のストレッサーとストレス反応に関する文献研究−日本と韓国を比較して−
- 日本の看護師の労働の在り方—オーストラリアとの比較よりー
- 中国人留学生が東京のクリニックを受診する際の医師とのコミュニケーションの実態
- 古代ギリシアの同性愛の諸相
- 映画『湯を沸かすほどの熱い愛』における色の効果について
- 洗骨から見える生者、死者、神のつながり
- ハンセン病についての小笠原登、光田健輔の見解 他