看護学部

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松永 佳子/准教授

氏名

松永 佳子(MATSUNAGA YOSHIKO)[博士(看護学)]

専門分野

  • 産褥期のケア

担当科目

学部

  • 母性看護学Ⅰ・Ⅱ
  • 母性看護学実習
  • 看護実践への統合(母性)
  • 統合実習(母性)
  • 卒業研究

大学院博士前期課程(修士課程)

  • 性・生殖看護学特論Ⅱ
  • 性・生殖看護学演習Ⅰ・Ⅱ
  • 助産学演習Ⅰ
  • 助産学実習Ⅲ
  • 助産学課題実習
  • 生殖医学特論

研究課題・テーマ

  • サービスプロフィットチェーンを援用した産褥期のサービスシステム構築に関する研究
  • 施設助産師による産後1か月の子育て移行期の親子支援モデルの経済評価
  • 施設と地域を連携のためのアクションリサーチ
  • 乳児の泣きに対処するための教材開発
  • 『夫婦のコミュニケーション促進による父親支援プログラム』の開発と社会便益評価

研究内容

98%の女性は、病院や診療所で出産していますが、実は、日本の医療システム(保険制度)の枠の外にあります。逆に言えば、主に周産期のケアを提供している助産師のケアは診療報酬制度にとらわれずに「値段」を設定することが可能です。では、その「値段」はどのように決まっているのだろうか?という疑問が、わたしの研究のスタートでした。それが、助産師の社会的な「価値」につながると思ったからです。ですから世のお母さんたちは、助産師のケアにどのくらいの価値をつけてくれるのだろうか。「お母さん」の視点から「値段」を算出しました。
それから10年、産後のお母さんとその家族により良いケアを提供するためには!ということを模索してきました。わたしは、育児のスタートラインである産後1か月までに助産師としてできることはないか?と常に考えてきました。なぜ1か月か、妊娠して産後1か月までは、多くのお母さんが病院や診療所で継続してケアを受けているからです。
現在は、産後1か月というライフサイクルの移行期をスムースに経過し、産後うつ、児童虐待を予防するために、施設から提供できる支援モデルを試行したいと思っています。そして、施行したモデルを母親そして助産師の双方から評価を行ない、さらに余剰分析をすることで助産師が提供するケアの経済評価をしていきたいと思っています。

入学を検討している学生さんへ

【学部受験の方へ】

わたしは、万国共通の技術の「はず」と思って助産師を目指しました。人間が地球上に生存するためには、「生殖」は不可欠ですから。しかし、それは、とっても傲慢な考えでした。子どもを産んで育ててこと、あたり前ですが、色々なバリエーションがあるのです。「普通に」というのがなんだか分からなくなりほどに。そんな経験から、「対象のことを一番に考えて」という看護でいわれていることは、いったいどういう事なのか?、どうしたらそのように考えてケアを提供できるのかがわからなくなりました。その答えを求めて現在に至っています。そして、今は「縁」があって看護師、助産師を育てる仕事をしています。
このようなわたしの経験をふまえ、わたしが大事にしていることは、「なんでだろう」という素朴な疑問を持ったときに、「そのままにしない」ための「方法」を伝えることです。まだ試行錯誤していることろはありますが。目の前に現実がどうして起こっているのかについて、ほんの少し、掘り下げることができる看護師!になってほしいと思っています。

【大学院受験の方へ】

日々の臨床での経験から新しい「知識」を創りだしてみませんか。
まずは、文献を検索し、その文献をしっかり読む「訓練」をします。それを元に、新しい「知識」を創りだす研究を進められるようにサポートします。このプロセスは、女性が子どもを産み育てるプロセスに似ているように思います。

主な論文・著書

【刊行論文】
  • 中村 三千代, 秋山 ゆかり, 松永 佳子:プリセプターの役割遂行と職務満足との関連.日本看護学会論文集:看護管理.48: 245-248.2018.論文種類:原著論文
  • 松永 佳子:助産師の卒前・卒後教育の現状と目標 大学院での助産師教育の到達目標と現状.東京母性衛生学会誌.33(1):31-35.2017
  • Kazuyo IWASAKI, Yoshiko MATSUNAGA: Analysis of Behavior of Women in Their Twenties for Uterus Cancer Screening And Expected Screening Environmental Factors.日本母子看護学会誌.9(2):35-48.2016
  • 日紫喜 光良, 安井 浩樹, 松永 佳子, 糸島 恵, 阿部 恵子, 田村 卓郎, 野呂瀬 崇彦:タッチスクリーンで感情と行動の記録が可能なセルフケア支援Webアプリのためのピクトグラムを用いたユーザーインターフェースの開発.日本ヘルスコミュニケーション学会雑誌.5(1):55-62.2015
  • 松永 佳子, 福島 富士子:【離乳食を考える】わが国における離乳の変遷.小児歯科臨床.20(5):18-26.2015
  • 中村 幸子, 安藤 弓子, 碓氷 比呂子, 大森 礼織, 小野寺 佳代美, 中 章江, 影山 美子, 遠藤 敏子, 松永 佳子:都内にある大学病院の看護師の夜勤・交代制勤務に関する実態調査 蓄積疲労及び離職意向との関連.東邦看護学会誌. 12:27-31.2015
  • 松永佳子:お父さんの「父親力」を高める】 父親に対する実践的アプローチ 「第1子を迎える夫婦が互いに期待する役割調整プログラム」の紹介.助産雑誌.68(9):791-794.2014
  • 門馬共代,小林直子,富井秋子,小原雅子,鈴木広子,松永佳子: 時間外勤務に対する意識調査 属性と時間外勤務時間の関係.東邦看護学会誌.11:31-40.2014
  • 松永 佳子:出産後の家事や育児行動に対するカップル間のギャップと関係性満足度.日本母子看護学会誌.7(2):22-32.2014
  • 松永佳子:都内A区における産褥期のサービスに関する情報提供、サービスの利用状況の実際.日本母子看護学会誌.5(2):65-73.2012
  • 宮岡久子,深澤洋子,藤本薫,中北充子,松永佳子:NICUに入院した児を持つ母親と健常児を持つ母親の母子保健サービスについての認知・利用状況と希望するサービスの比較.弘前医療福祉大学紀要. 1(1):31-36.2010.
  • 奥 美,井部俊子,柳井晴夫,中村綾子,石崎民子,太田加世,笠松由佳,佐々木菜名代,高井今日子,平山恵子,松永佳子,三笘里香,渡邊千登世:看護管理実践のための自己評価指標(MaIN)改訂版の信頼性と妥当性の検討.聖路加看護学会誌.15(2):16-25.2011
  • 松永佳子:助産師により提供される産褥期のケアに関する文献検討.日本母子看護学会誌.4(2):23-30.2010
  • 松永佳子,齋藤益子,宮本郁子,米山万里枝,木村好秀:リプロヘルス・温故知新(第8回) ドイツに学ぶ ドイツの育児支援とハイリスク母子対策.助産雑誌.64(8):744-748.2010
  • 松永佳子:産後1か月の女性が受けたと認識しているサポートと希望するサポート.東邦大学医学部看護学科紀要.22:17-26.2008
  • 松永佳子:産後の女性が受容できると推定される産後サービスの価格算出 PSM(Price Sensitivity Measurement)分析を用いて.母性衛生.50(1):118-124.2009
【著書】
  • 写真とCDでわかる周産期ケアマニュアル(2010版)(分担)(立岡弓子編)p159-162
  • 写真とCDでわかる周産期ケアマニュアル第2版(分担)(立岡弓子編)p.188~192
【学会発表】
  • 渡邉 幸恵, 渡邊 淳子, 齋藤 益子, 松永 佳子, 石川 紀子, 遠藤 俊子, 得松 奈月, 小松 佐紀, 池田 真弓, 菱谷 純子:助産師外来担当者に向けた教育プログラムの開発 ルーブリックにおける評価から. 母性衛生.60(3):250.2019
  • 渡邊 淳子, 渡邉 幸恵, 齋藤 益子, 松永 佳子, 石川 紀子, 遠藤 俊子, 得松 奈月, 小松 佐紀, 池田 真弓, 菱谷 純子:助産師外来担当者に向けた教育プログラムの開発 ルーブリックとリフレクションから.日本助産学会誌.32(3):494.2019.
  • 渡邉 幸恵, 渡邊 淳子, 松永 佳子, 齋藤 益子, 石川 紀子, 遠藤 俊子, 得松 奈月, 小松 佐紀:助産外来実施施設における担当基準・教育プログラム・評価指標の有無の実態.母性衛生.59(3):261.2018
  • 渡邊 淳子, 渡邉 幸恵, 齋藤 益子, 松永 佳子, 石川 紀子, 遠藤 俊子, 得松 奈月, 小松 佐紀:助産外来における現任教育のニーズの実態.日本助産学会誌.31(3):390.2018
  • 松永 佳子, 山崎 圭子, ケニヨン 充子, 東 園子, 山口 哲生, 福島 富士子:臨地実習に向けた「新生児の泣き」に対するシミュレーション教育の開発.日本母子看護学会誌.11(1):6.2017
  • 渡邊 淳子,渡邉 幸恵, 齋藤 益子, 松永 佳子, 石川 紀子, 遠藤 俊子, 得松 奈月, 小松 佐紀:助産外来実施施設での助産師の現任教育の実態とニーズ.母性衛生.58(3):213.2017
  • 松永 佳子, 福島 富士子:自治体における妊娠・出産包括支援モデル事業の分析 母子保健コーディネーターを中心に.日本公衆衛生学会総会抄録集.75:448.2016
  • 倉岡 正高, 野中 久美子, 村山 幸子, 石井 義之, 田中 元基, 安永 正史, 松永 博子, 渡辺 修一郎, 松永 佳子, 福島 富士子, 藤原 佳典:重層的な地域多世代共助システムの開発 多世代相互支援推進協議会の運営.日本公衆衛生学会総会抄録集. 75:390.2016.
  • 福島 富士子松永 佳子, 野中 久美子, 倉岡 正高, 村山 幸子, 石井 義之, 田中 元基, 安永 正史, 松永 博子, 渡辺 修一郎, 藤原 佳典:重層的な地域多世代共助システム-生活支援サービス 子育て世代向け取組みの課題.日本公衆衛生学会総会抄録集.75:387.2016
  • 松永 佳子:高齢者支援と子ども・子育て支援は連携できるか? 多世代型地域互助システムに向けて 「重層的な地域多世代共助システム」 多世代アプローチによる日常生活支援.日本公衆衛生学会総会抄録集.75:158.2016.
  • 池田 麻美, 小松 飛鳥, 大城 みゆき, 松永 佳子:「手術室看護師ストレス」の経験年数別ストレス分析.東邦看護学会誌.14(1):41.2016
  • 松永 佳子:出産前後の夫婦関係に関する文献検討.日本母子看護学会誌.10(1):63.2016
  • 松永 佳子:助産師の卒前・卒後教育の現状と目標 大学院での助産教育の到達目標と現状.東京母性衛生学会誌.33(Suppl.1): S(12).2016
  • 松永 佳子:低出生体重で生まれた子どもをもつ親の子育て支援.日本助産学会.29(3):625.2016
  • 松永 佳子, 岩崎 和代, 加藤 千晶:妊娠後期の夫婦が予測する産後の生活.日本助産学会誌.29(3):602.2016
  • 日紫喜 光良, 安井 浩樹, 松永 佳子, 阿部 恵子, 糸島 恵, 田村 卓郎, 野呂瀬 崇彦:タッチスクリーン上のピクトグラムで感情と行動の記録が可能なセルフケア支援Webアプリの開発とテスト.医療情報学連合大会論文集.34:974-975.2014.
  • 松永佳子, 岩崎和代:「第1子を迎える夫婦が互いに期待する役割調整プログラム」の仮想的評価.日本母子看護学会誌.8(1):47.2014
  • 岩崎和代,松永佳子: 子宮がん検診率を高めるための環境要件.日本母子看護学会誌: 8(1):43.2014
  • 松永佳子,岩崎和代,加藤千晶:出産後1ヵ月の父親の家事・育児行動の実際と母親の満足度.母性衛生.54(3):317.2013
  • 松永佳子,岩崎和代,加藤千晶: 第1子を迎える夫婦が互いに期待する役割遂行のためのプログラムの評価 プログラム実施後1週間の変化.日本母子看護学会誌7(1):42.2013.
  • 松永佳子,高橋慶子,東園子,齋藤益子:大学院と統合カリキュラムでの助産師国家試験正解率の相違点.東京母性衛生学会誌.30(Suppl.1):S27.2013
  • 松永佳子,岩崎和代: 子どもを迎えて1ヵ月の父親の生活.母性衛生53(3):299.2012
  • 松永佳子: 第1子を迎えた両親が産後1ヵ月間に感じていること.日本母子看護学会誌.6(1):30.2012
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