看護学部

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桑原 亮/助教

氏名

桑原 亮(Kuwahara Tasuku)修士(看護学)

専門分野

  • 成人看護学

担当科目

学部

  • 成人看護学Ⅰ
  • 成人看護学Ⅱ
  • 成人看護学実習
  • 臨床実践への統合
  • 統合実習

研究課題・テーマ

  • 急性期病院における看護実践に関する研究

研究内容

急性期病院で看護師が行っている患者さんへの日常生活ケアに関心をもっています。例えば気管吸引技術を用いた看護実践は患者さんの呼吸を助けるケアの一つです。気管吸引は気道分泌物による気道閉塞から患者さんを守りますが、カテーテル操作によっては身体的苦痛や合併症をもたらすこともあります。そのため、看護師は時に迷い、悩みながら判断、実施していることが明らかにされています。一方で、気管吸引は看護師にとって日々繰り返し行われる技術でもあるため、何に迷い、悩んでいたのかが意識化されにくく、継続教育の必要性も示唆されています。そこで、知識や経験に基づく科学的根拠に加え、患者さんや家族の思い、多職種の意見を踏まえ、患者さんにとって最善の方法で気管吸引を実施する卓越した看護師に協力を得て、気管吸引に纏わるどのような経験を通し、最善を志向した実践へと変化していったのか、そのプロセスを記述する研究を行っています。

主な論文・著書

  • 桑原亮、吉武久美子(2019):一般病棟に勤務する看護師が患者への気管吸引において最善を志向し実施するプロセス、第39回日本看護科学学会、石川
  • 桑原亮他、(2017):大学院生と共に考える対人援助職である看護職の≪省察的実践者≫としての在り方、第28回日本看護学教育学会、神奈川
  • 桑原亮他、(2016):A病院救命救急センターにおける『抑制の3原則』に沿った身体拘束の現状について、第12回日本クリティカルケア看護学会学術集会、栃木

入学を検討している学生さんへ

大学生の立場でしか見えてこないことがたくさんあるかと思います。色々な経験をして、ぜひ看護学に活かして行って下さい。充実した大学生活を皆さんが送れるよう、心から応援しています。

お問い合わせ先

東邦大学 看護学部

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TEL:03-3762-9881