2019年7月31日から8月1日にかけて、FD研修会を行いました。今年は関西大学教育推進部の森朋子氏を講師にお迎えして「学生の学習における課題とその解決策—情報・知識を実践につなぐ」をテーマに開催しました。
初日は「学習」とは何かという前提から、アクティブラーニングの具体的な組み立て方まで、講義とワークを交互に組み込みながらご説明いただきました。実際にアクティブラーニングの手法を用いた授業をデザインするグループワークでは、研修時間終了後も討議が尽きないグループが多く出るなど、白熱したワークとなりました。二日目には初日のグループワークの発表の後、大学としてのカリキュラム構築について実際の事例を用いてご講義いただきました。研修終了後に行ったアンケートの結果を見ると、楽しかった、刺激的だった、実践に生かせる、など大変好評でした。また今後の自身の授業にアクティブラーニングを導入しようという声も聞かれました。
普段接することの少ない分野の最新の知見に触れることは、教育者としても研究者としても大きな刺激となりました。今後も現状に甘んじることなく、常に学生にとってベストな学習環境を作り続けていくために最善を尽くしたいと思います。