看護学部

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卒業生からのメッセージ

田所 駿一さん
東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)2013年3月卒業 
勤務先:東邦大学医療センター大橋病院

現在はどのような仕事をしていますか。

 私は東邦大学医療センター大橋病院で、消化器外科・内科の病棟で勤務しています。主に、大腸や膵臓・肝臓等の手術や消化器系の癌を患う患者さんの看護をしています。主任看護師として今年度から現在の病棟に配属となり日々奮闘しています。

仕事のやりがいはどのようなことですか。

 患者さんやご家族と繋がり合えた瞬間です。患者さんの痛みや苦しさは、病気による痛みだけではなく、家族と会えない寂しさや今後の不安、今まで大切にしてきたものを失う喪失感、いろいろなものがあります。そうした気持ちに気づき、そっと寄り添えたとき、患者さんが一瞬でも楽になった姿が見られたり、ありがとうと言っていただけたりしたときやりがいを感じます。

東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)を志望した理由を教えてください。

 少し特殊な例かもしれませんが、私は顕微鏡を覗いたり実験をしたりする理科が好きでした。大学では好きなことの研究がしたい、でも仕事として考えたとき人と接する仕事がしたいと思っていました。東邦大学では、感染制御学研究室があり、看護大学では珍しいバイオセーフティーレベル2の実験施設があります。大学では学びたいことを学び、将来は人と接し医療に携わることのできる看護職の資格を取れる東邦大学に魅力を感じ志望しました。

東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)での学びで印象に残っていることはありますか。

 今までに自分が経験したことのないことをたくさん吸収することのできる大学でした。具体的には、文化講座の科目ではオペラを経験し、第二外国語ではアラビア語を選択するなど、東邦大学に入学していなければ絶対に関わることのできなかった経験が数え切れないほどあります。
 また、自然体験学習、戴帽式、座禅、キャンドルサービスや謝恩会など、学年全体で必死に取り組む行事も大好きでした。そうした経験は、直接活かせていなくても、自分の経験値や考え方・価値観を大きく成長させてもらったと思っています。

看護職をめざす高校生、受験生へメッセージをお願いします。

 正直、看護師という職業を今の時点で選択してしまっていいのだろうかという不安があるかもしれません。私も、高校生で職業選択をした身なので、大学入学した後も看護師としてこれからもやっていくことができるのだろうかと不安がありました。でも大丈夫です!
 東邦大学では、卒業した今でも支えになってくれる先生や先輩、同期とめぐり会うことができました。一口に看護職と言っても、働き方は無数にあります。自分が看護職に合わないのでは無いかと悩んでも、支え導いてくれる存在がきっといます!
※この情報は、すべて取材した時点でのものになります。
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東邦大学 看護学部

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