卒業生からのメッセージ

河森 みなえさん
東邦大学看護学部看護学科2018年3月卒業
勤務先:青山学院初等部保健室 看護師
現在はどのような仕事をしていますか。
青山学院初等部で養護教諭の先生とともに保健室運営を行っています。主な業務は傷病者の応急処置、保健だよりや掲示物を通じた健康教育、健康診断等による児童の健康状態の把握などです。
1~6年生まで各々の発達段階や各個人に合わせた関わりを心がけています。多くの児童の健康を預かっており責任の伴うお仕事ですが、児童の健康増進のために日々業務に励んでいます。
1~6年生まで各々の発達段階や各個人に合わせた関わりを心がけています。多くの児童の健康を預かっており責任の伴うお仕事ですが、児童の健康増進のために日々業務に励んでいます。
仕事のやりがいはどのようなことですか。
児童や保護者、教職員の皆さんから健康教育や処置に関するレスポンスを頂いた時にやりがいを感じます。「ちょうどこのトピックを子どもたちに伝えたかったんだよ。」「丁寧に処置してもらえて嬉しかったです。」などのお声をいただくと、保健室としてニーズに応えられていると実感できます。また、保健室によく来ていた児童の来室頻度が減り、毎日元気に学校生活を送っている姿を見た時には、少し寂しく感じながらも嬉しい気持ちになります。
東邦大学看護学部を志望した理由を教えてください。
豊かな人間性を育てるという教育理念に惹かれたためです。以前から「病気だけではなく患者さんをみることができる看護師」が私の理想でした。その理想に近付くには知識や技術だけでなく、他者への共感力や協調性・教養なども身につけなければなりません。そのため東邦大学の幅広い一般教養科目や宿泊学習を通した人間性の育成に魅力を感じました。
実際に入学してからは、気軽に相談に乗ってくれる先生方や個性豊かな同期生との関わりも私の人間性をより豊かにしてくれたと感じています。
実際に入学してからは、気軽に相談に乗ってくれる先生方や個性豊かな同期生との関わりも私の人間性をより豊かにしてくれたと感じています。
東邦大学看護学部での学びで印象に残っていることはありますか。
患者さんとの関わりを通して看護の難しさや楽しさを学べた看護学実習が最も印象に残っています。特に3年次の小児看護学実習では学童期のお子さんを受け持ち、小児看護や学校保健への興味を持つきっかけとなりました。また、4年次の学校保健実習では青山学院中等部の保健室で生徒さんとお話しする機会があり、さらに学校保健への関心が高まりました。現在同じ青山学院で学校保健に携わっていることに不思議なご縁を感じます。
看護職を目指す高校生、受験生へメッセージをお願いします。
様々な人と関わる看護のお仕事は、なかなか思うように行かず難しく感じることもありますが、その分、多くの達成感や学びも得られます。
看護職を目指す皆さんもこれからたくさんの困難に直面することと思います。しかし、それを乗り越えれば得られるものも多いはずです。辛い経験も楽しい経験も糧にして、一緒に素敵な看護師を目指しましょう。心から応援しています。
看護職を目指す皆さんもこれからたくさんの困難に直面することと思います。しかし、それを乗り越えれば得られるものも多いはずです。辛い経験も楽しい経験も糧にして、一緒に素敵な看護師を目指しましょう。心から応援しています。
※この情報は、すべて取材した時点でのものになります。