看護学部

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卒業生からのメッセージ

伏見 枝莉 さん
東邦大学医学部看護学科(現:看護学部) 2012年3月卒業
勤務先:東邦大学看護学部

現在、どのような仕事をしていますか。

 現在は、東邦大学看護学部で家族・生殖看護学研究室の助教として看護・助産教育に携わっています。主に、3年生の母性看護学、大学院の助産学において、演習や実習引率をしています。学生が、看護・助産ケアの根拠を理解したうえで技術を身に付けられるように努め、実習の場では対象者を全人的に捉え看護・助産展開ができるよう関わっています。

仕事のやりがいはどのようなことですか。

 母性看護学実習や助産学実習において、学生が対象者のことを捉えて分析し、立案した目標を達成するためのケアが見い出せると、学生は自信を持ってケアを提供しています。また、臨床指導者や対象者とのコミュニケーションも円滑に進みます。そのような姿を目の当たりにし、学生と対象者の双方が笑顔で実習を終えられた時に、やりがいを感じます。

東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)を志望した理由を教えてください。

 東邦大学看護学部には、「すべての人々を受容しうる心身ともに健康で感性豊かな人間の育成を目指す」という教育目標があり、特色のある教育が行われていたからです。将来、看護師になるうえで、文化講座、自然体験学習、日本文化研修とさまざまな科目を通し、豊かな人間性と感性を兼ねそなえた医療人になることを目指したいと考え、志望いたしました。

東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)での学びで印象に残っていることはありますか。

 2年生の「戴帽式」です。私は、実行委員長を務めました。学年全体が練習に参加し、心を1つに本番を迎えられるよう試行錯誤しました。そこでは、関係各所との連携や、学生それぞれが1つの目標に向かえるような働きかけを学ぶことができました。練習を積み重ね、大成功を収めた式当日は、今でも忘れられません。この経験は、臨床においても多職種との連携や、対象者への関わりに活かされています。

看護職をめざす高校生、受験生へメッセージをお願いします。

 看護の道を進もうと決意したみなさんを、心より歓迎いたします。看護師になるためには、看護の知識と技術を修得することが前提であると考えています。また同時に、「人」を相手とする看護において、豊かな人間性と感性を身に付けることも、とても大切なことであると考えます。みなさんそれぞれが、自分の思い描く看護師となれるよう応援しています。
※この情報は、すべて取材した時点でのものになります。
お問い合わせ先

東邦大学 看護学部

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