卒業生からのメッセージ

田波 華子さん
東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)2007年3月卒業
勤務先:東邦大学医療センター大森病院
現在はどのような仕事をしていますか。
私は助産師として、総合周産期母子医療センター新生児部門で、早産や低出生体重児、その他疾患を持って生まれた赤ちゃんを担当しています。医師をはじめとする他の医療者と協力して、急性期からお家に帰るまでの支援を行っています。また、看護の対象は、赤ちゃんのみではなく、ご両親をはじめとしたご家族も対象で、ご家族への精神的支援も行っています。
仕事のやりがいはどのようなことですか。
赤ちゃんたちが、大きく元気になって、退院していく姿をみるととても嬉しいですし、ご両親のとても喜んでいる表情をみると、看護させてもらって良かったと心から思います。
また、私は助産師なので、母乳育児支援にも力を入れています。搾乳や乳房ケアについても支援させていただき、はじめは口から母乳やミルクを飲めなかった赤ちゃんたちが、上手に母乳を飲めるようになった姿をみるのはとてもやりがいを感じます。
また、私は助産師なので、母乳育児支援にも力を入れています。搾乳や乳房ケアについても支援させていただき、はじめは口から母乳やミルクを飲めなかった赤ちゃんたちが、上手に母乳を飲めるようになった姿をみるのはとてもやりがいを感じます。
東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)を志望した理由を教えてください。
私は従兄弟が早産で出生し、幼いころからNICUという環境について、聞く機会があり、元々周産期領域に興味がありました。このため、助産師になりたいと思っていたので、助産コースのある大学を希望していました。いくつかの大学を調べましたが、その中で医療者としての感性を育てるという東邦大学医学部看護学科の方針に感銘を受け、受験しました。(注:現在は助産師教育は大学院に移行しています。)
東邦大学医学部看護学科(現:看護学部)での学びで印象に残っていることはありますか。
医療者として、人間として大切なことを学び、相手に寄り添う看護ができるような指導を常にしていただいたことがとても印象的です。また、「ピンチはチャンス」という教えのもと、ピンチのときこそ自分が成長できるチャンスだと、前向きに自発的に物事に取り組んでいくことの大切さを教えていただいたことは、今でも、鮮明に記憶しており、困難な場面では思い出しています。
看護職をめざす高校生、受験生へメッセージをお願いします。
コロナウイルス感染症の影響により、様々な制限がある中での、受験勉強や学校選びはより大変なことと思います。大変なことも多いかもしれませんが、看護をしたいという夢を忘れずに、一緒に頑張りましょう。皆さんと一緒に看護ができる日を楽しみにしています。
※この情報は、すべて取材した時点でのものになります。