昨年度は申請当初から計画していた7つの教育プログラムを開講しました。本年度も同様の開講を計画していたのですが、財政補助が減額となることが2018年2月に決まり、急遽変更を余儀なくされました。
熟慮の結果、包括ケア実感プログラムと緩和ケア連携プログラムを休止することにしました。
【休止の理由と再開に向けての準備】
包括ケア実感プログラムは大学病院看護師たちの他施設実習です。卒前の学生実習と異なる卒後教育としての実習体制について、3回の実施と調査によって、教育体制は整いました。問題は運営資金です。次年度の大学自主運営に向けて予算計画にこの1年を当てることにしました。
緩和ケア連携プログラムはさまざまな場で緩和ケアに関わる看護・介護職のためのプログラムです。最期の望みをかなえるためのケアについて、さまざまなワークをとおして学びあってきました。2回の実施をとおして、運営者たちが気になったのは、職業人として「死と向き合う」ということ自体に、迷い・苦しんでいる看護師、介護福祉士たちがいることでした。迷いや苦しみについて、時間をかけてじっくりと語り、共有することが必要なのではないか。「いえラボ」というケア提供者たちの拠点である小さな家こそ、そのような場に適しているのではないか。そのような議論から、プログラムという形ではない方法で、あらたな企画を検討することになりました。
昨年度と同様に開講する5つのプログラムも、PDCAサイクルを回しながら少しずつバージョンアップし自主運営に切り替える準備に入ります。


