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活動内容
2017年度
生活機能アセスメントプログラム

生活機能アセスメントプログラム

計画

概要

看護・介護職がともに学ぶプログラムです。
ケア対象者の「こうありたい」を支援するために、看護師はリスク回避のフィジカルアセスメントと望む生活のためのフィジカルアセスメントを行ったり来たりします。それらのアセスメント結果を医療を専門としない介護職にどうのように伝えるのか。また、介護職は看護師をどのように活用するのか。生活支援のための根拠ある生活機能アセスメントを看護・介護職が協働しながら学びます。

対象、開講時期、単位数

対  象:東邦大学看護学部教育連携施設 看護職ー10人程度、介護職ー6人程度
開講時期:6月8、15、22日
場  所:いえラボ
単位数 :2単位

方法

生活にそくしたフィジカルアセスメントについて、演習とディスカッションを繰り返し行います。各職種の専門性の確認とともに情報共有のための方法を考えます。

担当者

責任者 :四本 竜一  東邦大学医療センター大森病院 看護師長補佐 修士(看護学)
副責任者:藤野 秀美 看護学部 准教授 博士(老年学)
     宮本 毅治 大森病院    修士(看護学)
     上原 亜希 訪問看護ステーション わっか 所長
     池田 吉隆 輝生会教育研修局部長 作業療法士
     奥山 佑太 介護老人福祉施設 わかたけ青葉

受講申し込み

下記の受講願書をダウンロードし、必要事項を記入して提出してください。
提出先:GP事業推進室 
tohoielab@jim.toho-u.ac.jp
(件名に生活機能アセスメントプログラム申し込みと明記してください。)
締 切:2017年4月21日(金)

受講者の声

「家という環境で講義、演習が経験できると、リアルタイムで家の環境を確かめながら進められ、知識や学びが定着しやすいと思いました。」
「看護と介護は似ている視点だったが、それぞれの専門性が感じられました。」

実施したこと、学んだこと

受講生

 東邦大学医療センター大森病院看護師
4名
 
 東邦大学医療センター大橋病院看護師
2名
 
 東邦大学医療センター佐倉病院看護師
2名
 
 初台リハビリテーション病院介護職
2名
 
 船橋市立リハビリテーション病院介護職
1名
 
 介護老人福祉施設 わかたけ青葉介護職
1名  
 糀谷高齢者在宅サービスセンター介護職
1名
 
 池上高齢者在宅サービスセンター介護職
1名
 
 特別養護老人ホームたまがわ介護職 1名  
 特別養護老人ホーム馬込介護職 1名 計16名

実施内容

講義・演習

日時:6月8日(木)、15日(木)、22日(木)
場所:いえラボ

〈事前課題〉
「食事・排泄のケアにおいて何を大事にしていますか?」をA4一枚程度に記載し提出

一日目
・自己紹介
・「背景の異なる仲間の背景を知る」
 事前課題から、介護職と看護職の違いをマズローの階層とヘンダーソンの看護理論で整理。プログラムで大切にしたい協働ルールを伝えた。
・「食事の場面で何か大事にケアをしているか」を介護職と看護職混同グループでディスカッション
・「生活にそくしたフィジカルアセスメント」「対象者の望む暮らし」を看護職、介護職から講義
・感覚系の講義・演習
二日目
・運動系の講義・演習
 事例板東さんの関節可動域や徒手筋力検査(MMT)、機能的自立度評価表(FIM)の演習を行った。
・高齢者疑似体験シニアポーズを装着し、食事(準備)・排泄(ベッドから起きてトイレまで)行動を体験しながら、混合のグループでディスカッション。気づいた事やアセスメントを付箋にメモし、グループ毎に話し合った。
三日目
・二日間をとおして考えた「背景の異なる仲間を頼る」ことや職種の違いや強みを再確認し、三日目をスタートさせた。
・高齢者疑似体験シニアポーズを装着し、食事・排泄行動を体験しながら、同じ職種ごとのグループでディスカッション。気づいた事やアセスメントを付箋にメモし、グループ毎に話し合った。
・総合のディスカッションは、混同グループで行った。アセスメントに必要な情報とアセスメントをもとに、事例板東さんへの退院に向けての提案は、坂東さんの強みや家や地域の環境をいかすようにした。

〈事後課題〉
身体機能、加齢変化、自宅での生活の視点と専門職としての視点をもって、坂東さんへの支援を考える場合、どのような情報(気づき)からアセスメント(考えたこと)したのかを記載。また、他職種との演習やディスカッションをとおして、気づきや変化があったか記載し提出。

評価

・実施後のアンケートで、看護職と介護職が共に学ぶことは受講生全員がよかったと回答。プログラム初日に、事前課題の分析から職種の視点を違いを投げかけ意識してもらったことは、受講生自身の職種の専門性を考える機会になり、他職種の専門性を知る機会にもなった。またその事は受講生自身が何を学びたいかを考えることにつながっていた。
・いえラボでの少人数での講義・演習は、受講生が生活の支援という視点で考えやすく、また意見を述べやすい環境であることを確認できた。


次年度に向けて

・昨年の受講者をファシリテーターとして、プログラムに参加してもらった。病棟でのカンファレンスとは異なり、所属も経験年数も異なる初対面のグループで、学びを引き出すための声かけやタイミングなど、むずかしかったという感想が聞かれた。受講者が運営側に参加し、さらに学んだことを伝えられるよう、効果的な事前準備の内容については、来年度の課題となった。

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文部科学省支援事業 課題解決型高度医療人材養成プログラム