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活動内容
2016年度
緩和ケア連携プログラム

緩和ケア連携プログラム

計画

概要

助産師が助産所を運営し、自然分娩を助け、産後もサポートするように、生命がつきることを自然のものと捉えたとき、その最期を看取る家族を支えていくことも看護師の責務の一つだと考えています。誰一人同じ人間は存在せず、人が最期を迎えるまでの過程におけるニーズや希望は異なります。そのため、看取りに関わるものたちのケアには柔軟性が求められます。さらに、看取りをやり直すことはできません。だからこそ、臨床知を集め、討議し、決断を吟味できる質の高い連携が必要なのです。本プログラムではまずはそれぞれの立場で実践している看取りを振り返り、看取りのための物的、人的環境を柔軟にデザインする連携力を養うことを目的とします。

対象、開講時期、単位数

対象  :東邦大学看護学部教育連携施設 看護師ー9名程度、介護士ー6名程度
開講時期:11月2、22日、12月2日
単位数 :2単位

方法

いえラボで行います。
さまざまな立場の看護師から看取りについて話題提供をしていただきます。それを受けて、看護・介護の混合グループで討議し、日々のケアを振り返ります。また、終末期にある対象者の「食べたい」の支援について、看護師は身体アセスメント、介護士は食形態や味付けの技を学びます。
学びをとおして「私たちが今できること」について、再び看護・介護の混合グループで討議、発表し、いえで看取りが可能になるための連携について受講者全体で話し合っていきます。

担当者

責任者 :堀 孔美恵 東邦大学医療センター大橋病院 看護師長 がん看護専門看護師
副責任者:横井 郁子 看護学部 教授 博士(工学)看護キャリア支援センター センター長
     瀬尾 万里 介護老人福祉施設 わかたけ青葉 医務主任 看護師
     田中千賀子 田園調布医師会立訪問看護ステーション 所長 訪問看護認定看護師

受講申し込み

下記の受講願書をダウンロードし、必要事項を記入して提出してください。
提出先:GP事業推進室 
tohoielab@jim.toho-u.ac.jp
締 切:2016年7月20日

実施したこと、学んだこと

受講生

東邦大学医療センター大森病院看護師3名
東邦大学医療センター大橋病院看護師3名
東邦大学医療センター佐倉病院看護師2名
輝生会在宅総合ケアセンター元浅草看護師1名
輝生会在宅総合ケアセンター成城介護福祉士2名
介護老人福祉施設わかたけ青葉介護福祉士2名     計13名

実施内容

講義・演習

日時:11月2日(水) 13:30~18:30
場所:看護学部
急性期病院・訪問看護ステーション・施設の看護師より、看取りを意識した瞬間や本人や家族の意向を支える実践について話題提供をしてもらい、その後グループワークをおこなった。さまざまな場での看取りや医療の実際を知り、療養環境の違いを考える機会となった。
日時:11月22日(火) 9:30~16:30
場所:いえラボ
緩和ケアとして食べたいを支えるために、介護職は、食形態や味付けの工夫の演習、看護職は、腹部エコーや口腔水分計ムーカスを使用し演習をおこなった。午後は、あそかビハーラ病院院長の大嶋医師とビハーラ僧の花岡氏にホスピスでの看取りの実際をお話しいただいた。多職種で支えるケアの実際をお聞きし、対象者とその家族の支え方の視点について考えられた。


日時:12月2日(金) 9:30~15:00
場所:看護学部
最終日は、「私たちが意見と気持ちを表出し、次へ進むために」をテーマに、大森病院の精神看護専門看護師の梅澤さんに、コミュニケーションの基本についての講義をお聞きした。看取る者の心のケア、看取られるものに関わるためのコミュニケーションについて考える機会となった。

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