今年も杏林大学の学生さんにいえラボを使用していただきました。

杏林大学保健学部看護学科4年生の応用看護学実習で使用していただきました。

事前に担当の先生方との打ち合わせの中で、いえラボの設えを考えました。
設えは、この実習の目的に近づけるための学習環境です。

とはいっても限界はあります。。。
今回は、散らかっていた部屋を本人の入院中に息子さんたちがかたずけたという殺風景な設定です。

実習場所は、家の中だけでなくゴミ出しをする家の外や「暮らしていたまち」も含まれます。

事前に、いえラボを見取り図でいろいろ考えていた学生さんも、いえラボで実習をする中で
活動する場所は、家の中だけでないことがわかり
「危ないと思っていた場所が、実際見るとそうでもなかったり。。。」と。

しっかりと事例を読み込み、振り返りの中でもいつも対象者へ向いているぶれない軸を感じました。
先生方が大切にされていることが伝わっているのですね。

本学看護学部4年生の学生との合同カンファレンスも予定されています。

卒業後もいえラボでの実習をどこかで思い出していただけたらうれしいです。
遠いところ、利用していただき誠にありがとうございました!

  • 見取り図にはない物干しの場所

  • “左の半側空間無視があるけどだいじょうぶかな”

  • 台所での動きも確認

  • ゴミ出しは階段を下りた外です。
    杖をついてゴミを持って安全に行けるでしょうか。

種類:いえラボだより

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