看護学部

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5学部共通「チーム医療演習」

「チーム医療演習」では、8月に合宿によるワークショップ形式を取り、他職種と連携、協調するチーム医療を実践的に学びあいます。2022年度は、新型コロナウィルス感染対策の観点から、習志野キャンパスにおいて日帰り2日間の対面で実施しました。
 5学部から学生約50名が参加し、教職員に加えて、東邦大学医療センター3病院からも医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師のご協力をいただき、臨床現場さながらの演習を実施しました。一人一人が自分の目指す職種の混成チームでグループワークや、フィジコ(プログラミングされた人形)を活用したシミュレーション、ロールプレイなどを行い、多職種連携を行う上で必要な知識と技能を実践的に学びました。学部や職種の壁を越えて、チーム医療におけるコミュニケーションや自己に与えられた役割を果たすことの重要性を体得する場となっています。

「チーム医療演習」授業概要

近年、医療を取り巻く環境は、高齢社会、医療費抑制、専門分化などにより大きく変化している。また、日々医療が高度化し、医療従事者はこれまでとは比較にならないほど専門知識が必要とされている。さらに在院日数の短縮に伴い業務量が増大している。ひとりの患者に対して医療従事者がそれぞれの専門知識や医療技術を集結し、診療に活かす時代となっている。すなわち、患者を中心としたチーム医療が必要となっている。チーム医療に関する教育には現場でのOJT(On the Job Training)だけではなく、卒前教育においても多職種連携を想定した学習が求められている。本科目では東邦大学全学部全学科の学生が医療現場での事象を共通テーマとし、ワークショップ形式でそれらの事象の理解や問題の予防策ならびに解決策・対応策の具体的な提案を作成することにより、チーム医療を実践的に学ぶ。(シラバスより)
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