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習志野キャンパス薬学部D館竣工

  習志野キャンパス薬学部D館が平成28年3月に完成、6月4日に竣工セレモニーが執り行われました。

  薬学部新棟建設は、建物の老朽化・狭隘化への対応、安全で快適な学習環境の提供および教育・研究基盤の整備充実を目的に、薬学部施設整備計画の一環として計画が進められました。老朽化した教養1号館および2号館を解体し、その跡地を利用し、新棟建設は平成26年10月に開始され、工期の遅れもなく、平成28年3月に薬学部D館として完成いたしました。

  このたび完成した薬学部D館は、建築面積1,914㎡、延床面積8,498㎡の地上5階建てで、コンクリート柱がストライプ状に配列された外観は、キャンパスの新しい顔として際立ちながらも、周辺建物と調和したデザインとなっています。1階の広いエントランスホールはガラス張りの明るい造りで、床と壁は、緑豊かな習志野キャンパスに融合する木目調のデザインとなっています。また、薬学部B館から移設した動物センターは、安定した温湿度環境、動物のプライバシーに配慮したIVCラックを備え、動物倫理にもかない、飼育管理者の健康にも配慮した最新の飼育環境設備となっています。1階には、その他、多機能型の講義室も配置しております。2階から5階は、機器室、実験室および居室等の研究室フロアとなっており、2階の化学系共通機器室には質量分析装置やX線解析装置等が設置され、天然物由来の薬効成分、生体関連物質や人工機能性分子の構造決定および物性解析が行えます。同じく、2階の生物系共通機器室には遺伝子機能解析装置や共焦点レーザー顕微鏡等が設置され、生体組織や細胞内の生命現象解析・薬効評価が行えます。

  専門基礎系研究棟を基本コンセプトとした薬学部D館には、数学教室、スポーツ健康科学教室、薬学教育推進部門、薬学総合教育部門も入り、薬学部の教育・研究の新たな拠点としての役割が大いに期待されます。
完成した薬学部D館
1階エントランスホール
1階実験動物センター(飼育準備室)
1階講義室
実験室(2~5階)

竣工セレモニー

  平成28年6月4日(土)、日頃より習志野キャンパスおよび学部教育でお世話になっている自治体、薬剤師会および医療機関等のご来賓方々をお招きし、竣工セレモニーが執り行われました。本法人からは、炭山理事長、山﨑学長、田中薬学部長をはじめ、役職者や同窓会長等が出席、法人内外合わせて150名近い出席者となりました。神事および内覧会後の祝賀会では、炭山理事長、山﨑学長および田中薬学部長が挨拶を行い、来賓紹介では、船橋市の黒田副市長様から、本学の今後益々の発展と活躍を期待する大変有難いご祝辞を頂戴いたしました。また、炭山理事長から本法人を代表して、薬学部D館建設の設計・施工者へ事故もなく無事に工事が完了したことの御礼と感謝状の贈呈が行われました。祝賀会の最後は、東邦大学薬学部鶴風会の塚原理事長の挨拶で締めくくられ、記念セレモニーは滞りなく終了いたしました。
竣工式(テープカット)
内覧会の様子
炭山理事長挨拶(祝賀会)
山﨑学長挨拶
田中薬学部長挨拶
船橋市の黒田副市長からご祝辞を頂戴しました
東邦大学薬学部鶴風会の塚原理事長挨拶

設計コンセプト・施工ポイント

設計コンセプト

  新棟建設にあたっては、習志野キャンパスの緑豊かな環境を生かした「東邦の森」をメインコンセプトとし、3つ「デザインコード」を設定。正門から近く、キャンパスの新たな顔となることを意識し、外観は、白衣や新しさをイメージした白を基調とし豊かな緑に映えるデザインとしています。建物入口は、大きな庇「コモンルーフ」により、メインストリートから人々をゆったりと迎え入ります。エントランス部分には内部と外部が一体となった明るく開放的なラウンジを設け、光・風・そして緑といった自然を感じながら、心地よくたたずめるような空間とし、学生・教職員のコミュニケーションがあふれ出すような生き生きとしたキャンパスをイメージして設計しています。

【施工ポイント】

  薬学部D館は5階まで一直線に立ち上がる外観の打ち放しのコンクリートの柱と、4から5.5メートルと高い階高の内部空間を特長とする建物です。工事ではコンクリートの品質・精度の確保が最大の難関となっていました。コンクリート構造の専門家の指導を仰ぎ、綿密な施工計画が立案されました。耐久性に優れた建物とするためには、単位水量を抑えると同時に流動性を備えたコンクリート調合が求められ、単位水量が170 kg/㎥以下のレディーミクストコンクリートの調合に対応できる工場を選定、現場では施工者と関係業者でのコンクリート技術委員会を十数回にわたって開催し、打設方法を確認。振動機5台を使ってコンクリート中の余分な水分を取り除き、密実で光沢のある、外部・内部ともに高品質なコンクリートに仕上げています。
3つのデザインコード
キャンパス入口付近から見た薬学部D館