健常者におけるイオンクロマトグラフィーを用いた涙液中イオンの測定
東邦大学医学部眼科学講座では、研究に協力してくださるボランティアを募集しています。
研究の背景および目的
涙液やムチンに含まれる陰イオン(硫酸イオンなど)は、陽イオンとの化学反応で涙道や角膜上皮に沈着し無機結晶を生成すると考えられています。そこで、東邦大学医学部眼科学講座では健常者の方の涙液中および血液中に含まれるイオンの濃度をイオンクロマトグラフィーという測定機器で測定します。本研究によって将来的には角膜にカルシウムが沈着する眼の病気である帯状角膜変性という疾患の発症メカニズムの解明や治療法の開発のヒントとなる可能性があります。皆様のご協力をお願いいたします。
研究方法
この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
瞼の端に貯留している涙液を10μLの涙液を採取します。マイクロキャピラリという器具を使って採取します。この方法では、眼に触れることなく涙液の採取が可能で、眼科の診療でも通常用いられている方法です。
所要時間は、約5分を予定しています。
瞼の端に貯留している涙液を10μLの涙液を採取します。マイクロキャピラリという器具を使って採取します。この方法では、眼に触れることなく涙液の採取が可能で、眼科の診療でも通常用いられている方法です。
所要時間は、約5分を予定しています。
募集対象および人数
健康な20歳以上の成人で、本研究への研究協力に同意して頂ける方
現在、何らかの全身疾患にかかっていない方
合計100名(男性50名、女性50名)
現在、何らかの全身疾患にかかっていない方
合計100名(男性50名、女性50名)
謝礼
本研究に参加いただける方には謝礼としてQUOカード3000円分をお支払いいたします。
実施場所
東邦大学医療センター大森病院眼科
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
連絡先および担当者
ご応募いただいた方には個別に面接を行い、試験項目や実施期間などについて詳しくご説明いたします。本研究にご協力くださる方やご質問のある方は、下記連絡先までご連絡ください。
東邦大学医学部眼科学講座(大森)医局 加藤千奈または齋藤智彦
電話 03-3762-4151 内線 6710
東邦大学医学部眼科学講座(大森)医局 加藤千奈または齋藤智彦
電話 03-3762-4151 内線 6710