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精神病発症危険状態(ARMS)における血清中低分子濃度の解析

精神病発症危険状態(ARMS)における血清中低分子濃度の解析

東邦大学医学部精神神経医学講座では、研究に協力してくださるボランティアを募集しています。

研究の背景および目的

精神疾患は、早いうちに発見し、適切に治療することが大切だと考えられていますが、その具体的な病態生理の解明はまだ十分とは言えません。この研究では、精神疾患の早期段階における方を対象に血液中の生体分子濃度を調べることで、病態生理の解明に役立てることを目指した研究です。ボランティアのみなさまと精神疾患の早期段階における方の血液中生体分子濃度を比較することで精神疾患の血液中の病態生理を明らかにすることができます。

この研究により精神疾患の特徴についてより詳しく理解することで、今後の治療に役立ちます。皆様のご協力をお願いいたします。


研究方法

この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。

健常であることを確認するために精神科医により精神疾患を否定するための定型化した質問と面接を受けていただきます。
対象となりましたら約10mlの血液を採取させていただきます。採血時は、前日の午後9時以降は食事を摂取しないでいただき、当日午前8時から9時の間の空腹の状態で行わせていただきます。採取した血液は冷凍保存し、匿名化して東邦大学薬学部に郵送した上で血中の生体分子濃度を解析いたします。

所要時間は、合計で約1時間を予定しています。

募集対象および人数

健康な15歳以上の方で、本研究への研究協力に同意して頂ける方
精神疾患および内分泌系疾患の合併、既往のない方
約50名

実施場所

東邦大学医療センター大森病院精神神経科
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1

連絡先および担当者

ご応募いただいた方には個別に面接を行い、試験項目や実施期間などについて詳しくご説明いたします。本研究にご協力くださる方やご質問のある方は、下記連絡先までご連絡ください。

東邦大学医学部精神神経医学講座
職位・氏名 助教・田形弘実
電話 03-3762-4151 内線 6770