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「川崎病のエピジェネティック因子の探索」研究協力者募集

「川崎病のエピジェネティック因子の探索」研究協力者募集

川崎病は高熱、発疹、目の充血、手足や唇、首のリンパ節の腫れを特徴とする原因不明の病気です。細菌やウイルス等の病原体に感染して起こるだろうと考えられていますが未だに不明です。川崎病はアジア系人種、中でも日本人に特に多く、日本人に特有な遺伝的要素があるのではないかと考えられています。またガンマグロブリン治療がよく効く人と効きが良くない人がいますが、その原因も不明です。一方、2000年代には、ヒトの遺伝情報(DNAの中に書き込まれています)を全て解読することにより、多くの病気が解明されるだろうと考えられてきました。実際には遺伝情報が似ていても、病気のかかりやすさが異なることが分かりました。そのひとつの要因として、エピジェネティクスと呼ばれる「DNA情報(塩基配列)によらない病気の遺伝子などを制御しているシステム」に注目が集まっています。川崎病は後天的な病気であることからも、そのような因子がDNAの塩基配列以外の部分に隠されていることを予想しています。本研究では川崎病に関わるエピジェネティック因子の解明を行うことを目的としています。

東邦大学医学部微生物・感染症学講座では、「川崎病のエピジェネティック因子の探索」研究を行うなかで、実験の被験者としてご協力いただけるボランティアを下記のように募集しています。ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。

研究協力者の条件

川崎病になられたことのない1歳~12歳の男女

募集期間

2015年8月~2018年7月
(募集人数が集まり次第締め切らせて頂きます)

募集人数

20名程度

問い合わせ先(担当者)

東邦大学医学部微生物・感染症学講座
助教 木村聡一郎
電話 03-3762-4151(内線2396)