東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科ではシャペロン分子であるHSP90αのびまん性肺疾患患者さんの血中及び気管支肺胞洗浄液中における動態や発現を解明することを目的として本研究を計画しました。この研究で病気に関連する因子をみつけることができれば、病気の予測や予防、また新規治療の開発につながる可能性があります。

この研究は、（東邦大学医学部）倫理委員会の承認を得て実施するものです。以前に採取させていただいた検体や臨床情報を利用するため新たにご負担をおかけすることはございません。
対象者：「間質性肺炎の急性増悪における血中バイオマーカー」（M20272 19057 17185）において対象となり採血検体を採取させていただいた方が対象となります。また、「サルコイドーシスににおける自然リンパ球、MAIT細胞の役割の解明」(A16112)においてサルコイドーシス患者さん及び健常ボランティアとして採血検体を提供いただいた方も対象といたします。
方法：採取させていただいた検体（血液及び気管支肺胞洗浄液）の残余分を使用し解析を行い、カルテ情報から得られる臨床情報との関連を解析します。

試料：血液、気管支肺胞洗浄液
情報：病歴、間質性肺炎及びサルコイドーシスの診断、治療歴、予後

研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。


本研究に関してご質問のある方、以前に採取された検体、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。

東邦大学医療センター大森病院　呼吸器内科
職位・氏名　助教・三好嗣臣　　　　
電話03-3762-4151　内線 77671