衛生検査所で分離された皮膚軟部組織由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に関する疫学研究
研究の目的
東邦大学医学部・微生物感染症学講座では、全国の医療関連施設を対象として、皮膚軟部組織感染症を引き起こす薬剤耐性菌の特徴を明らかにすることを目的として本研究を計画しました。この研究で得られる成果は、皮膚軟部組織感染症の適切な治療薬選択や新しい治療戦略の創出につながります。
研究対象および方法
この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
衛生検査所である株式会社ミロクメディカルラボラトリー、株式会社エスア-ルエル、および株式会社 TLCの協力を得て、これら衛生検査所に検査を依頼している医療施設を受診した外来患者の皮膚軟部組織から分離された黄色ブドウ球菌を対象に分子疫学的手法を用いた解析を実施します。
対象者:2010年1月~2023年3月までに臨床上の必要性から培養検査を目的として衛生検査所(株式会社ミロクメディカルラボラトリー、株式会社エスア-ルエルおよび株式会社 TLC)に提出された皮膚軟部組織由来検体から黄色ブドウ球菌が分離された症例。
衛生検査所である株式会社ミロクメディカルラボラトリー、株式会社エスア-ルエル、および株式会社 TLCの協力を得て、これら衛生検査所に検査を依頼している医療施設を受診した外来患者の皮膚軟部組織から分離された黄色ブドウ球菌を対象に分子疫学的手法を用いた解析を実施します。
対象者:2010年1月~2023年3月までに臨床上の必要性から培養検査を目的として衛生検査所(株式会社ミロクメディカルラボラトリー、株式会社エスア-ルエルおよび株式会社 TLC)に提出された皮膚軟部組織由来検体から黄色ブドウ球菌が分離された症例。
研究に用いられる試料・情報
試料:培養検査から分離された黄色ブドウ球菌株
情報:年齢層、性別、医療施設地域
情報:年齢層、性別、医療施設地域
外部への試料・情報の提供
衛生検査所において分離された黄色ブドウ球菌は、衛生検査所において個人を識別することが可能な個人情報を除いた加工情報とともに管理します。東邦大学・微生物感染症学講座は各衛生検査所より菌株と個人情報を除いた加工情報のみ提供を受け、個人情報の提供は受けません。
研究組織
代表施設名:東邦大学医学部 研究代表医師:山口 哲央 役職:准教授
個人情報について
研究に利用する情報(患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報)は衛生検査所において削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
連絡先および担当者
東邦大学医学部 微生物感染症学講座
職位・氏名 准教授・山口哲央
電話 03-3762-4151 内線 2396
職位・氏名 准教授・山口哲央
電話 03-3762-4151 内線 2396