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ヒト血漿を用いた黄色ブドウ球菌コアグラーゼ感受性の検討

研究背景

黄色ブドウ球菌は様々な感染症の起因病原体であり、時に敗血症や肺炎などの重症感染症を引き起こします。この重症化の機序を明らかにすることは、重症化の予測や治療に役立ちます。最近の知見によると、黄色ブドウ球菌が産生する毒素の一つ(コアグラーゼ)に対する反応性(感受性)が人によって個人差があることが分かってきました。病原性に関わる毒素に対する反応性が異なると、感染症を起こした際の重症度に影響する可能性があります。今回我々は、様々な背景を持つ患者様の血液を用いてコアグラーゼに対する反応性を確認することで、黄色ブドウ球菌感染症重症化の機序を解明できると考えています。

目的

本研究では、ヒト血漿を用いて、黄色ブドウ球菌が産生する病原因子(コアグラーゼ)の反応性を検討する。

研究方法

東邦大学医療センター大森病院・総合診療科で診療を受けた患者様を対象に、一般診療の一環として実施された採血検査の残りの血液を使って研究を行います。研究のために採血量を増やしたり、新たに血液を採取することはありません。保存された血液は、東邦大学微生物・感染症学講座において、黄色ブドウ球菌が産生する病原因子に対する反応性を評価します。臨床情報は、診療録から既往歴、基礎疾患、年齢層、性別、感染症の有無、抗菌薬投与歴などを調査します。

調査対象となる患者様

2021年10月から2024年3月の間に東邦大学医療センター大森病院・総合診療科で診察を受けた患者様。

調査予定期間

2020年4月~2024年3月

公示予定期間

2021年10月1日~2024年3月31日

患者さまのプライバシー保護について

本研究の過程において患者さまのデータを個人名で扱うことはありません。得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。


調査への参加および拒否

今回の調査に関して新たに患者様に行っていただくことは一切ありません。当院において管理させていただいている患者さまのデータを使用させていただくための公示です。今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがあります。上記の通り個人が特定されるようなことはありませんが、様々な理由により本研究にご協力いただけない場合には、遠慮なくお問い合わせ下さい。本研究への協力・参加は患者さまの自由意志であり、拒否しても患者様が不利な扱いを受けることは一切ありません。
参加を辞退したい方は、公示期間内に下記までご連絡下さい。また公示期間の後でも、公表される前であればいつでも調査への参加を撤回できます。

東邦大学 総合診療科 
講師 前田正
TEL: 03-3762-4151 (内線6515)

相談窓口

東邦大学医学部 倫理委員会事務局(大森学事部)研究相談窓口
連絡先・電話: 03-3762-4151(内線2455・2491)
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151