全自動尿中有形成分分析装置を用いたグラム陽性菌/陰性菌の識別性能の確認に関する研究
研究の目的
東邦大学医療センター 大森病院 臨床検査部では、細菌性尿路感染症診断の際の治療方針決定を補助する検査法の提案を目的として、「全自動尿中有形成分分析装置UF-5000を用いた体液中の細菌数測定の性能評価に関する研究」 を行いました。その研究の中で、被験法 (UF-5000による測定) と従来法 (日常的に実施している測定) に齟齬のある検体が見つかったため、その原因を究明するために本研究を計画しました。この研究で得られる成果は、早期に適切な尿路感染症の治療方針を決める新たな検査法の提案につながります。
研究対象および方法
この研究は、医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象者:2016年10月~2017年9月までに東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部において、細菌培養検査を行った方。
方 法:残余尿検体について、次世代シークエンサーを用いた網羅的病原体検索を行います。患者さんのゲノム情報が研究対象となることはありません。
対象者:2016年10月~2017年9月までに東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部において、細菌培養検査を行った方。
方 法:残余尿検体について、次世代シークエンサーを用いた網羅的病原体検索を行います。患者さんのゲノム情報が研究対象となることはありません。
研究に用いられる試料・情報
試料:尿検体残余分
情報:新たに収集することはありませんが、以前の研究で収集した性別、材料の種類、抗菌薬投与歴、微生物検査結果の情報と本研究の結果を照らし合わせます。
情報:新たに収集することはありませんが、以前の研究で収集した性別、材料の種類、抗菌薬投与歴、微生物検査結果の情報と本研究の結果を照らし合わせます。
研究組織
代表施設名: 東邦大学医学部 研究代表者: 青木 弘太郎 役職: 助教
個人情報について
研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
連絡先および担当者
東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部
職位・氏名 副技師長 佐々木 雅一
電話 03-3762-4151 (代表) 内線 3442
職位・氏名 副技師長 佐々木 雅一
電話 03-3762-4151 (代表) 内線 3442