EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるlncRNAの研究
研究の目的
東邦大学医療センター大森病院呼吸器内科では、非小細胞肺癌において発現するlncRNA (タンパク質をコードしない長いRNA)の中に、その発現パターンがEGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異と相関するものが存在することを実験により証明することを目的として本研究を計画しました。この研究で得られる成果は、そのlncRNAの発現とEGFR遺伝子変異陽性肺癌の予後やEGFR-TKIの治療効果を知ることにつながります。
研究対象および方法
この研究は、医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
対象者:2002年9月~2020年2月までに東邦大学医療センター大森病院
呼吸器内科において、進行/再発非小細胞肺癌の診断・治療のため手術をお受けになった方
方 法:EGFR遺伝子変異陽性肺癌の手術標本より、lncRNAの発現量はPCR法を用いて、癌部と非癌部の発現を調べます。さらに、EGFR遺伝子変異の種類や、組織型、EGFR—TKIの治療効果(無増悪生存期間、奏功率)とlncRNAの発現量との相関性を検討します。
対象者:2002年9月~2020年2月までに東邦大学医療センター大森病院
呼吸器内科において、進行/再発非小細胞肺癌の診断・治療のため手術をお受けになった方
方 法:EGFR遺伝子変異陽性肺癌の手術標本より、lncRNAの発現量はPCR法を用いて、癌部と非癌部の発現を調べます。さらに、EGFR遺伝子変異の種類や、組織型、EGFR—TKIの治療効果(無増悪生存期間、奏功率)とlncRNAの発現量との相関性を検討します。
研究に用いられる試料・情報
EGFR遺伝子変異陽性肺癌の手術検体のうち、病理診断を行った後の残余検体
研究組織
代表施設名:東邦大学 研究代表医師:磯部 和順 役職:准教授
個人情報について
研究に利用する情報は、患者様のお名前、住所など、個人を特定できる個人情報は削除して管理します。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報を利用することはありません。
研究資金について
本研究の研究資金は講座研究費で賄われます。研究代表者は企業から資金提供を受けておりますが、本研究とは無関係です。また、資金提供を受けている企業名について希望があれば開示いたします。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。
連絡先および担当者
東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科
職位・氏名 准教授・磯部 和順
電話 03-3762-4151 内線 6550
職位・氏名 准教授・磯部 和順
電話 03-3762-4151 内線 6550