東邦大学医療センター大橋病院小児科では、日本のウィルソン病の方の特徴（性比、好発年齢、症状、経過、予後など）を明らかにすることを目的として本研究を計画しました。この研究で得られる成果は、ウィルソン病の的確な診断や適切な治療選択、予後改善につながります。

対象期間および対象者：2016年3月から2017年4月までに東邦大学医療センター大橋病院小児科に受診歴があるウィルソン病の方。また、他の病院におかかりのウィルソン病の方についても情報を収集します．
方　法：対象となる方の診療録（カルテ）から、既定の質問票に主治医が回答する形で情報収集を行います。さらに、東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野と共同でデータ解析を行います。この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。

性別、生年月、年齢、発症年齢、診断時年齢、在住都道府県、症状・所見、治療内容、合併症の有無、服薬状況、生活状況、結婚の有無と子供の数

代表施設名：　東邦大学医療センター大橋病院　
研究代表医師：　清水教一　　役職：　東邦大学医療センター大橋病院小児科　教授　

研究で利用する情報には、患者様のお名前など、個人を特定できる情報は含みません。また、今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が報告されることはありません。

本研究に関してご質問のある方、診療情報等を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。その場合でも、患者様に不利益になることはありません。

東邦大学医療センター大橋病院　小児科　教授　清水教一　　　　　　　　　　　　　　　　
電話　03-3468-1251（代表）　内線 2010（小児科医局）