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大腸鋸歯状病変におけるDNA修復タンパクの発現と腫瘍化との関係について

大腸鋸歯状病変は、大腸のポリープの症例のうち、組織学的に「鋸歯状」というギザギザとした特徴的な腺管構造をもつ病変です。現在、これらの一部は前がん病変とわかっています。一部の症例では、大腸鋸歯状病変から大腸がんへ進展する過程において、DNA修復タンパクが関係しています。

本研究では、大腸鋸歯状病変に他の腫瘍性病変が共存した病変のDNA修復タンパクの発現を調べることで、大腸鋸歯状病変から発生する大腸がんとDNA修復タンパクの関係について明らかになることを期待しています。

2008年~2017年までに東邦大学医療センター大森病院で大腸の内視鏡的切除または手術によってポリープを切除された場合、すでに採取された大腸組織を用いて、種々のタンパク発現を調べさせていただく可能性があります。

この研究への検体利用を拒否しても、今後の治療等への一切の不利益は生じません。

この研究は、東邦大学医学部病理学講座の講座研究費で行われます。この研究について企業等との利益相反はありません。

本研究に関してご質問のある方、検体提供をなさりたくない方は下記までご連絡下さい

本研究についての窓口

東邦大学医学部倫理委員会事務局研究相談窓口
Tel: 03-3762-4151
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東邦大学 医学部

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