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AZF領域のパリンドローム構造と造精機能

研究の背景および目的

AZF遺伝子は造精機能に関連することが知られており、採血検査で得られるAZF遺伝子の微小欠失分析結果は主に無精子症患者さんの診療方針決定に役立つと考えられています。しかしながら、各人種によりAZF遺伝子の微小欠失分析の結果は異なるとされ、日本人でのデータの報告は多くはありません。
そこで、東邦大学医学部産婦人科学講座では、日本人でのAZF遺伝子の分析結果と造精機能の関連を検討することを目的として本研究を計画しました。
この研究で得られる成果は、AZF遺伝子検査結果をさらに詳細に評価できるようになることにつながります。

研究対象および方法

この研究は、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施するものです。
2014年7月~2018年7月までに東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンターにおいて、AZF遺伝子検査を受けた症例を対象とします。診療録(カルテ)から検査結果や背景などを検討します。
今回の研究で得られた成果を、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告することがありますが、個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
本研究に関してご質問のある方、診療情報や検査結果を研究に利用することを承諾されない方は、下記までご連絡下さい。

連絡先および担当者

東邦大学医学部産婦人科学講座
職位・氏名 教授・片桐由起子
電話 03-3762-4151 内線 6675
お問い合わせ先

東邦大学 医学部

〒143-8540
東京都大田区大森西 5-21-16
TEL:03-3762-4151